満足度★★★★
夜の部
昼は4本立てだったけど、夜は2本のみ
一、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋
これは、玉三郎さんの遊君阿古屋が秀逸だ。二胡の演奏は本当にすごかった。これを菊之助さんが出てたけど、これを引き継げるのかな?
二、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)髪結新三
松緑さんの髪結新三、まだまだ役が落ち着いてないというか、そこまで感動しなかったな。
満足度★★★
昼の部
一、音羽嶽だんまり(おとわがたけだんまり)
松也さんの音羽夜叉五郎が主役だったのだろうが、あまり印象に残らなかったな。
二、歌舞伎十八番の内 矢の根(やのね)
松緑さんの曽我五郎による矢の根。夢に出てくる藤十郎さんの曽我十郎がちょっと心配でした。
三、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
仁左衛門さんを中心に、とても良いお芝居だった
四、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
菊五郎さんの左官長兵衛、 時蔵さんのお兼と夫婦芝居は面白かった。
玉三郎さんの角海老女将お駒役も人情味があってとても良かった。
昼の部は、これが一番よかった
満足度★★★★
夜の部
玉三郎の琴責はさすが。琴、三味線、胡弓を自ら演奏し、特に胡弓がうまく、多才ぶりを発揮していた。「髪結新三」は黙阿弥の強欲の描き方が見所。