満足度★★★★
黄色い叫び
濃い2時間半でした。
とてもリアルな舞台で、台風の最中の避難所になっている公民館の2階で繰り広げられる人間の本音と本性のぶつかり合いのようなドラマでした。
耳に痛い台詞もたくさんあり、災害が起こるたびそこで生活する人中央の温度差なども色々教えてもらいました。
何を優先するか、命を優先する社会であって欲しいと痛切に思いました。
満足度★★★★
ギョンスク、ギョンスクの父
韓国のコルモッキルの舞台を、観て来ました。
字幕付きで、どっぷりと韓国の世界に浸った感じです。
エネルギッシュで、日本人とは違う空気感を味わいました。
でも、どこか似ているんですよね。朝鮮戦争から始まる物語は、家族を省みない父のちょっと歪んだ家族への愛とその父を想う娘の心情を、母、父の連れてきた伯父さん、父の愛人などを絡めて綴っていきます。
父親の家族から逃げているようで、家族を追いかけているような姿が、なんだか寂しくて、娘の父を想う気持がいじらしくて・・・・・ちょっと切ない気持になりました。