UN-TAN 公演情報 UN-TAN」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    今後が楽しみ
    虚構という世界の中に描いた重厚な話、その場面ごとに緊密な繋がりを持っているようであるが、それが上手く結びついているのか、そして観客に伝えきれているかは疑問。しかし、面白い設定であり、演出にも工夫を凝らしている。

    ネタバレBOX

    優れた作家であるが少し変わり者、そして有名でもない...その筆は、第一次世界大戦から世界大恐慌までのアメリカ1920年代の混沌とした時代と、某富豪屋敷にある或る書(手帳?)を入手する、という多重構成で物語が展開する。登場人物は大勢いるが、基本的には会話劇(作家と編集者)のようである。前段の話は、米ソ冷戦時代からソビエト連邦崩壊までという後日談も描かれる。時代に翻弄される人間と、時代に関係なく人から人に手交されてきた書、その存在(記載内容)は何か、20世紀における闇に関わる謎が書かれているのか、この推理小説を読み解くようなミステリー、サスペンスの雰囲気は良かった。

    一方、小説なのか、空想話なのか、その複雑に絡み合う現実との切り結び(書の奪取までの「挿話」との関係)が不明確である。それゆえ公演全体が難しく感じられた。

    この舞台セットは、少し高い段差を設け床一面に英字新聞のようなものが敷かれている。上手にはモザイク柄の木椅子6脚、中央には机/タイプライター。薄暗い照明の下、重厚な空間は激動の時代をよく反映しているようであった。
    なお、この時代は現代または次時代にどう繋がっていくのだろう。この続きが観たいと思わせるような...

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    よかった
    政治的な熱いドラマでしたね、熱演でした。

  • 満足度★★★

    驚きでした
    説明文から、勝手に男女間の恋愛のストーリーかと思っていましたが・・全く違っていて驚きでした。前半は、全くストーリーが掴めず訳が分かりませんでしたが、ラストに近づくにつれ、深いなぁ・・と考えさせられました。私には少し難しく感じた舞台でしたが、一人一人の意識や行動が、未来へ繋がっていくんだな・・と感じました。

  • 満足度★★★★

    斬新でした!
    また観たいです!

  • 勢いがありました
    最初は、純文学的なお芝居をイメージしてましたが、お芝居が始まって心地よいテンポの展開で惹き込まれました。よい意味で、若さが迸る内容で勢いがあり、最後まで楽しめました。台詞の歯切れが良く、シーンのメリハリもあって、見応えありました。ただ、観客がちょっと少ないのは惜しい。

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