満足度★★★★★
無題1591(15-280)
19:30の回(曇~雨)。2回目、最終日です。
19:01開場、19:35開演~20:36終演。
今夜は位置を変え上手側の席、まるで月が傾いて、観えるものが違ってくるような感覚。
絶え間なく押し寄せる波、渦巻き、(月の)明りを反射し、淀み、繰り返し、無限の周期を繰り返す水。
穏やで透明感のあるなせせらぎ、恐ろしいまでの轟音、生命を宿す水、季節を表現する水。
荻窪の「APPARATUS」よりは広いようにみえますが、まったく無駄のない空間という印象でした。
今夜は外国のお客さんも多く、予定変更してよかったと思いました。
勅使川原さんは「氷」強い意志、冷たさとその裏側にある熱さ、佐東さんは「水」自由にカタチを変え静と動とを兼ね揃えている、鰐川さんは「水蒸気」軽やかな飛翔、熱くなれば上昇し、また下降する。
観ていてそう感じるのでした。
満足度★★★★★
無題1590(15-279)
19:30の回(曇~雨)。
18:45会場着、19:00整理番号順に開場。19:33前説(アナウンス)、19:36開演~20:36終演。
いつものようにぼんやりと手前だけが見えるときには何か仕掛けがあるものですが、ここKAATでもありました。
カンタン・ロジェさん、鰐川枝里さんを加えた4人のダンスは、静止から高速まで一気に加速、舞台両サイドからは電子的ノイズ、さらにはクラシックから大音量のノイズに至る音の圧力、水の流れが聴こえ、幾何学模様の照明は空間を閉じ込めているようでした。
これだけ速いと浮力が生まれるのではないかと思ってしまいます…
予定にはなかったのですがもう一回...