満足度★★
行ったけど・・
当日券が手に入らなくって見れなかった(苦笑
でも、狭い町なんで見てきた人から感想を聞くことができた。
まず、金曜日の試演会を見てきた人から。
「6時に始まって8時くらいに終わった。長かった。子どもたちからも長い長いという声が上がっていたなぁ・・」
ただしスノードームを歩いていくのでそれぞれの見る時間は違うと思う、というただしがついて。
そりゃそうだよなぁ・・会場から歩いて15分のバス停の終バスが7時40分(ただし走るのは信濃川の東岸で、西岸へのアクセスは悪い)。終電も過ぎていて辺りは真っ暗。こんな時間に歩いていたら車に乗ったお年寄りがびっくりする時間。
そういうことも考えると、上演時間70分くらいが適当のような気がするが・・・
幸い、チケットは手に入らなかったものの受付の外から上演の様子を少し見ることができた。
出だしは10分ほど。
出演者が信濃川のそばで生まれたことを少し話していた。
それで10分ほど。まだ物語は始まっていない。
そこから歩き出す。100mほど行ったんだろうか。王様が出てきたところから物語が始まったようだ。
そこから先はちょっと聞こえなくなっていた。・・ざっと20分くらい?
トンネルの長さが1kmほどだから、これを7~80分にまとめると10分100mちょい。前々日2倍の尺だったものを歩きながらまとめるのはちょいきつくないかな・・?
翌日、別の観てきた人の感想が聞けた。
「・・登場人物が多すぎて良くわからなかった」
そりゃそうかもなぁ。
普段、演劇的読解力に長けた首都圏にいると感覚がマヒしてしまいがちだけど、演劇にそれほど触れたことない人たちが、パイロット版で二倍の尺だったものを濃縮して、それをさらに歩きながら鑑賞するのはちょっとキツイかもしれない。
自分が実際に鑑賞したら、それとはまったく別の感想を持ったかもしれないけれど(苦笑
でも、正直これほど率直な感想が聞けると思わなかったんで。
実際のところ、こういうの「見てきた」に書くのどうかなぁ・・という気もしたんだけれども、10~20分とはいえ見聞きしたのは確かだし、自分もセロ二アス・モンクの演奏を換気扇ごしに聞いたケルアックの感想の方がしっかりしたシートで聞いたであろう批評家の意見よりずっと印象に残っているっていうのと、自分自身しっかり演劇を見て感想を書くのも、他の人の感想を読むのにも若干飽きてきた(ツイッターの方が気楽だし)というのと、帰りの電車の中で頭の中でちょっと整理してみたら割と推理小説っぽくてちょっと時間つぶしに読むには良いんじゃないかという気もして書いてみました。
せっかく津南まで行って宿泊したんだしね。
ちなみに☆2つは20分ほど見聞きしたんで☆2つで特に深い意味はありません(苦笑
満足度★★★★★
【おすすめ】あんなに愛しあったのに~津南町大倉雪覆工篇
場は作るものではなく、あるものだと思います。場を愛し、そして場に愛されて、素晴らしい演劇でした。でも終わればお別れ。切ないです。