愛すべき部屋 公演情報 愛すべき部屋」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★

    何を伝えたかったのか?
    初見の劇団で情報も無しに観劇したが、合わなかった。
    セットや導入は不思議な雰囲気を醸し出していて、どうなるのか期待したが
    変なギャグ?(ギャグだったのかも良く分からないけど)とか入ったりして
    不思議な雰囲気も無くなり、ミステリー?サスペンス??にしたいのか
    全体的に内容がふわっとして、どういうことがやりたかったのか自分には分からなかった。
    あれなら、変なギャグとか無くした方が良かった気はする。

  • 満足度★★

    何を描きたいのか・・・
    なるほど、“部屋”というのは、そういうことなのですね。

    ミステリー、サスペンスを想像していたのですが、全く違いましたね~。。。

    この作品で、作者が何を描きたかったのか、伝わらなかった。

    ネタバレBOX

    所謂、同好サイトや2ちゃんねる等の掲示板の類、或いは仮想ゲームサイト内でのお話なのだろう。

    題材としては目新しいものではないが、ストーリー如何によっては面白くなる題材ではある。

    しかし、本作にあっては、そこで起きている事象をなぞっているだけで、ストーリーらしいストーリーを感じられず、ドラマもない。

    先ずは、作者は作品を通して何を「云いたい、描きたい」のか、を明確にする必要があるだろう。
  • 無題1606(15-295)
    15:00の回(晴)。

    14:30受付、開場。

    歪んだ背景、窓、床と壁の模様。中央にテーブル、兎の頭と林檎、周辺にもぬいぐるみやおもちゃ、と林檎。

    客席をもう少し明るくして頂けるとありがたいです(暗くて読みづらいので)。14:50前説(70分)、15:00開演~16:09終演。

    「ここ」がどこなのかがお話の肝だと思うのですが、そのミステリアスな世界の見せ方はもっと工夫した方がいいのではないかと思いました。

    「ここ」に来た時点でメイドにも「ここ」の意味は分かっていたのではないかと思ったので、終始、違和感がぬぐいきれませんでした。

    「ここ」でゲームをする理由、それ以前に、集まってくる理由がもうひとつわかりませんでしたし、どうして死ぬのだろう。

    この会場ならもっと抑えた演技(声量)でも通じるでしょうし、変にワルぶったセリフや演出にする必要はなかったのではないかと思いました。

  • 満足度★★★

    楽しめました
    妖しげで怖いような舞台を想像していましたが、そういう雰囲気ではなく、不思議な雰囲気・・という印象でした。コメディー的な要素もあったのですが、変に笑いを取ろうとしない方が、印象が良い気がしました。役者さん達は、動きが少ないかな・・という感じでしたが、一生懸命さが伝わりました。よくあるストーリーにも思えましたが、単純な私にとっては意外性もあり、どんな展開になるのか?と、楽しめ、考えさせられる感もありました。旗揚げ公演との事なので、今後に期待します。

  • 満足度★★

    歪んだ部屋に変人家族が…
    愛すべき部屋であるが、歪んだ部屋でもある。旗揚公演として、観てもらいたいとの思いは伝わる。それは、舞台セットを芝居のテーマなりコンセプトをイメージするよう努力しているところ。
    しかし芝居は、気になるところが多かった。

    ネタバレBOX

    この公演で描かれた場所はどこだろうか。そして何のために行っている行為なのか、という疑問符がいくつも付くような話であった。

    この舞台セットはファンタジーの世界観を演出するためか、「愛すべき部屋」というタイトルからは想像もつかない歪んだ...そうビックリハウスのようである。壁はダーツ的のような絵柄が歪み、床もその影のように、こちらはオセロの白黒格子のようになっている。下手壁には緑枠(枠上部には蛇)の開閉ドアが斜めに作られている。そして舞台中央に脚高のファション丸テーブル、その下に兎頭のオブジェなどの小物。
    この歪んだ部屋を訪れた普通のメイド、アユミが体験する奇妙な出来事が物語であるが...。
    そこに次々と人が現れ、いつの間にかテーブルでトランプゲームを始める。この時の演技も黙々とカード操作を行い、次の人のプレイを促すためにチェス駒を1騎動かすのみ。その時、カッカッと乾いた音がするのみでテンポがない。また、大きくない劇場での大声は必要ない。怒鳴り声と感情のある叫びとは違う。
    公演全体としては、脚本・演出・演技で観せきれていないようであった。

    当日パンフの挨拶文(手紙)から推察すると、この家に普通のメイドとして働きに来て、そこの住人…私、夫、娘、義父とトランプを、そして紙面には家族は人見知りがあり、もしかしたら突然怒ったり、泣いたり、あなたを銃殺したりするかもしれません。…アユミさんに関心がないだけなのです、となる。

    この物語をもしかしたら、不条理劇のように描いているとしたら、どこか迷路に迷い込んでいるとしか思えない。”この場所はどこ”、”どの方向に行くの”が明確にできていない。自分の立ち位置をしっかり見極めることが必要だと思われる。迷子から早く脱出することを願うばかりである。
    なお、先にも記したが観客に観せようと舞台セットに工夫を凝らしたりしており、その姿勢には好感を持っている。

    次回公演を期待しております。

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