満足度★★★★★
全てはラスト20分のために
正直、途中まではイマイチだなぁと思っていました。
「あぁ、これはこのままいい話?に持っていくんだなぁ」と。これは外したなと。
ラスト20分で見事にひっくり返されました。
もう鳥肌立ちっぱなし。それまでの冗長な展開がわざとだったのでは無いかと思えるほど。
とても好みで印象に残る作品でした。
あの仕草、観ているときになんとなく気になってはいたのです。
その伏線の回収から始まり、福田和子の本性が明らかにされるラスト20分が非常に素晴らしかった。
全て彼女の方が一枚上手でした。お見事。
ラストシーン、暗闇に浮かび上がる福田和子の笑顔が忘れられません。