鳥取イヴサンローラン 公演情報 鳥取イヴサンローラン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 23件中
  • 満足度★★

    汚い生き物になりたいのか
    完全にこれは私の主観だから仕方ないが
    全く理解できないとだけ言える。

    ネタバレBOX

    女性が愛にもがき苦しんでいるのはよくわかる。

    しかしどうにも山田さんの戯曲の作品を観ると思うのが、
    「負け犬に成り下がる事で生きる事を実感しているのか?」
    という事だ。

    確かにそういう生き方でしか生きる事ができない人もいるだろうし、そういう人にスポットを当てて書いているのだろうが、全くもって好感を持てない。始終気持ちが悪い。女性をヘドロのように書いている気がする。それだけではないと思うのだが、まぁこれは一意見だ。そしてそれを求められている世の中だ。

    残念なのは劇団員の方々だ。周りの役者陣が達者だったり魅力的な方が多くなってきた。劇団の力、山田さんの力だろう。しかしその分、劇団員の力不足が目に余る。

    主演の堂本さんの基礎の無さに愕然とした。ミュージカルコース卒…聞こえない。声が、き、聞こえない……感情も見えない……これは演出だったのか。そしてボブ美さんの出落ち感。最初から狙っているのがとても悲しい。これだけの人に注目を浴び、期待される劇団だからこそ勉強と共に頑張って欲しいと心から思った。
  • 満足度★★★★★

    ダメ人間
    ダメ人間ばかりで不快だった。こんなにもハッキリと不愉快になる作品は珍しい。きっと不愉快にさせる人間を描いた作品のはずだから、この不快感は、作・演出の山田佳奈さんの狙い通りということになるのだろう。だとすれば完成度が高いということだ。天晴れ。唯一、希望を感じさせてくれるジュンコ役の水野小論さん。ギスギスした関係を中和しようとワチャワチャした感じが愛おしかった。婦人警官コスプレにドキドキ。変わらぬ美脚にクラクラ。ジュンコさんの思い、成就しますように。小川夏鈴さんの今後の活躍が楽しみ。やはり客演の際に良い役を与えられ、良さを発揮している。所属劇団での配役より、客演時の方が持てる才能を発揮する場がある気がする。日高ボブ美さんの出落ち的なブチカマシ感がハンパなくてアッパレ。こうなるとやはり、小野寺ずるさんがいないのが寂しい。残念。ロ字ック、フルメンバーでブチカマス公演を首を長くして待つことにしよう。

  • 満足度★★★

    こんな女性たち
    いるでしょうきっと。様々な感情が入り混じってぐかぐちゃな世界が繰り広げられる。でも、みんな淋しいのでしょう。そんな芝居であった。

  • 満足度★★★★

    自虐的な自尊心
    女性の嫌な所を自ら抉り出しておいて、それでも自分は女なんだという自虐的な自尊心を劇中のキャラクタたちに乗せて描いていくのが、とにかく格好良くてシビれる。演出が素晴らしく気付いたら2時間経ってた。適切な場転タイミングで観客の集中をつなぐ巧さ。

    ネタバレBOX

    各所に配置されている女性の1対1のやり取りがそれぞれの価値観の対決で俳優が自身にあるその要素に真摯に向き合って創っている事が伝わってくる。終盤の堂本佳世と遠藤留奈の静かなやり取りは、特にそう感じさせるものだった。

    正直に言って1回観ただけでは、堂本佳世の役柄は、複雑過ぎて捉えきれなかったという感覚。印象的だったのは遠藤留奈と小川夏鈴。怖がりの遠藤留奈と怖いもの知らずの小川夏鈴が好対照。この2人が見た目が凄く綺麗という巧妙なキャスティング。
  • 満足度★★★★★

    3回目、また違って見える。
    今回は金山ファンが多いのか?
    序盤かたら笑いを含む展開。
    低い位置を見たくて3列目観劇。
    演技も日々違う事を実感。
    騒動時の美和子の「デジャビュ」も
    夢の事じゃなくて現実にあったかも?
    そう思えてしまう回でした。
    ロングランでみなさん、喉も限界。
    お疲れさまでした。
    来年6月まで、ロ字ックないから
    観溜め出来たかな?
    喉を限界にする演技だから
    拾えない台詞ホンと多いです。
    レコーダーの声も鮮明じゃないし
    最後に買った台本読んで発見中。
    その辺含めた感想も後日TBします。

  • 満足度★★★

    初めてのロ字ック
    すごくドロドロしていて観ていてちょっとつらくなる時もあったけれど、観たあとに嫌な気分にならないのがとても不思議だった。
    感想をどう書こうと思って、書こうとすると生々しくなってしまいそうでなかなか書けなくなってしまった。
    舞台となってる場所は好きじゃないはずなのに、実際にいたら逃げ出すだろうなって思うのに目が離せなくなっていた。

    ネタバレBOX

    冒頭の映像と薄い布越しのスナックとが映画を観ているような気持ちになってぐっと惹きつけられた。
  • 満足度★★★★

    女、女、女を感じる
    第一印象は面白かった!
    話はありそうな内容で新鮮味がある訳ではないが、その観せ方が凄い。小説であれば、その言葉や文章から読者が想像力を発揮しその世界を広げるが、芝居は視覚に訴えるので、その印象は言葉や文章にし易いと思っていた。しかし、この公演ではどう表現しようか難しい。表層的には、”女”の身の下話であるが、それをどう書くか...媚、嫌、妬、姦など、女の付く漢字が入り乱れたような感じである。そこに描かれた女は、多少デフォルメしているが類型化される。その内面の表現し難いところをしっかり伝(観)えるところに驚かされた。そして紛れもなく体現しているのが役者陣(女優はみな愛らしい)である。この汗の迸りと女臭が、だんだんと慣れて熟れて雰囲気を醸し出す。それは匂いに変化して来るようだ。

    ちなみに、女の又(股)に心が絡むと 怒 になるが...そう言えば 股 のシーンもあったような。

    ネタバレBOX

    舞台は、下北沢にあるスナック・イヴサンローラン...その店内セットが素晴らしい。上手にソファー席、下手はカウンターとスツール。中央は玄関に通じる通路、トイレ等があるという設定である。カウンター後ろには酒棚が見える。

    ここで働く女が客を取った取られた...要は枕営業なのか真剣恋愛はあるにしても身の下の痴話喧嘩。その騒動、物語としては目新しくはない。しかし、その情痴の果てが凄い。
    さて、この鳥取からの女性...父親はこのスナックのママと愛人関係にあるという。父親、ママはもちろん、母親も登場しない。よく母・娘の関係は同性という中で葛藤もあると聞く。では、娘にとって父親の愛人が経営する店で働く、そして会ってみたいという感情とは...。男の自分には気になるところ。

    自分は鳥取県に3度行ったことがあり、そのうち2回は砂丘見学もした。
    その鳥取のタイトルに因み、その砂丘の特産である ラッキョウ の話がでてくる。鳥取から来て働いている女は この地元特産が嫌いだという。臭いがその理由。しかし、ラッキョウ は体に良いらしい。血液をサラサラにするらしい。あぁ、ロ字ックはドロドロが売りの芝居、だからラッキョウは嫌いなのかも。
    また、「砂の美術館」もある。砂で作られた彫刻「砂像」を展示している。砂は長期保存ができない。数ヶ月後には後世に伝えることなく作品は壊される。
    本公演もライブ...同じ公演は見ることができない。今しか観れない、その意味で今回観ることができて良かった。

    次回公演も楽しみにしております。

  • 満足度★★★

    美脚ミニスカ乱舞
    下北沢のスナックで大人になれずドン詰まってる若者男女が絡み、吠える。空想と現実が同じ熱量で交錯。美脚ミニスカ乱舞あり。遠藤留奈、水野小論らが眼福。煙草と芳香スプレーに配布マスク必要かも。約2時間。

    ネタバレBOX

    主人公が父の愛人で、まだ会ったことがなかったママに電話した時、電車の轟音で声がかき消されて暗転しました。女子会での本音暴露大会(←面白かった)が傷害事件に発展し、次の場面はいきなりママの葬儀。電話の会話は書いて、上演する必要があったんじゃないかな~と思いました。
  • 満足度★★★★

    可愛いとさえ思える(予定外2回目)
    当日券で行ってきました。
    (当日券入れない人出たそう急げ❗)
    2回目だと内容知ってるので
    人(仕草、表情とか)が良く観れます。
    だから最初のメンドクサイ印象から
    それぞれに可愛らしい(意地らしい)
    そんな風に見えてきます。
    杏さんの過去に何があったのか?
    ちずるの表情や仕草は最初から
    関係のや状況が解っている分
    合点が行って面白い。
    小川さん飛躍の作品になるかも?
    敷居高い内容ですが、
    2回見ると敷居が消えると思うよー

  • 満足度★★★★

    みてきた
    □字ックは女性受けがいいイメージですけど、今回は私も良いとおもいました。遠藤さんはポツドールとかにでてるだけあってふっきれている感じがしました。

  • 満足度★★★

    女優陣の演技が凄い!!
    どの女優さんも、迫力ある演技を見せてくれて見応えがありましたし、女性同士のドロドロなやりとりが、恐ろしいと思いつつも、ゾクゾクして楽しめました。
    ですが思ったより、笑える場面が少なかったので、星3つにしました。

  • 満足度★★★★★

    独特の雰囲気
    リアリティーが凄い、というか、
    雰囲気、何とも言えぬ色気があり、おしゃれな舞台でした。
    出演者がみんな実力があって素晴らしかったです。

    さすが女性が書かれた台本ということで
    女性のいやなところ、好きなところがよく描かれていると感じました。

  • 満足度★★★

    濃厚な舞台
    初観劇でしたが、噂通りの濃厚な舞台でした。
    場末のスナック感が良く出ており、個性的な女優陣の体を張った演技が観れました。2時間の濃密な負のオーラ漂う舞台で、私的には少し一本調子のようにも見えてしまいましたが、ハマル方が沢山いるのも分かる舞台でした。
    役者さんでは、堂本佳世さん、小川夏鈴さん、遠藤留奈さんが印象的でした。

  • 満足度★★

    毒にも薬にもならない
    多少笑える部分はあったが、毒にも薬にもならないと思った。
    リアルを追求しているかも知れないが、言葉やフリが不足気味でドタバタとなって、音楽の雰囲気でまとめた感じ。

  • 満足度★★★

    女の世界
    『女囚アマゾネス』とか、ああいう映画を観ている気分でした。
    スナックメンバーでは潤子さんが好み。
    約120分。

  • 満足度★★★★★

    個性的な出演者
    開場前から列ができており期待が高まりました。特に女優さんが色とりどりの個性で開始早々から緊張しっぱなしの2時間。迫力ある女優さんたちがとにかく凄かった!

  • 満足度★★★★★

    やっぱりいい!
    人気作の再演とのことですが、やっぱり現在のロ字ックのロックなテイストそのままに飛び道具的な火花バッチバチの熱演が光る舞台!!

  • 満足度★★★★

    これは面白い!
    他の登場人物との対比を以って、主役“美和子”の人格描写がとてもよい。

    そして、“美和子”の心の奥底に在る、わだかまりを吐き出すべく始まる物語は、「女の優越感、僻み、嫉妬、それと愛渦巻く闘争が交差」と、説明文にあるように、それらを見事に表現できた素晴らしい脚本と感じた。

    さらには、“THE BOHEMIANS”の楽曲を効果的に使った演出が、受け手の想像力を掻き立て、いい感じ。

    ネタバレBOX

    “暇なスナック”という設定のはずだが、アルバイトを募集・採用して総勢7人のホステスというのがチョット“?”だが、とても面白かったので、細かいことはイイでしょう(笑)。
  • 満足度★★★★

    ぬあー
    2時間。心の底にあるヘドロを吐き出す、癖になりそうな騒擾。

  • 満足度★★★★★

    パワーアップ
    初演の時も圧倒されましたが、筋をだいたいおぼえている状態で臨んだ再演ではさらに衝撃を受けました。最前列では萌ちゃんの迫力ありすぎで怖かったくらいです。いかにも遊んでそうな男どもも、いい味出してました(特にガングロのイケメン)。

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