龍 -RYU- 公演情報 龍 -RYU-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    雷観劇
    演技や殺陣など各要素が基準以上で、観てきたの数が多いのも納得ですね。

    蛍の演出だったり照明はとてもよかったです。
    最後の龍など舞台装置も。

    が、ストーリーに関しては、
    1シーン1シーンはいいんだけれど
    全体を通じてだと少し長くなっていたのかな、と。

    冒頭、穴から出てきての「龍」のタイトルにおおっとなりましたが、
    そこがピークだったかな、という気持ちも正直ありました。

  • 満足度★★★★

    少し龍馬の魅力が...(雷)
    龍馬が龍になる前の物語。どちらかというと土佐藩内における上士、郷士という身分制度の理不尽さに目がいくようであった。その主人公の龍馬は、その魅力ある姿がなかなか観られなかったが、そこは演出の妙であろう。ラストにはしっかり龍が天に昇る...そんな印象を持たせる幕末土佐における群像劇であった。


    ネタバレBOX

    もう少し早い段階から龍馬の魅力を出しても良かったのではないか。先にも記したが、龍馬の魅力がなかなか伝わらない。その脱皮する、または成長過程がわかり難かった。この「龍」という字は、”人との思いを繋げる”という意味があるらしい。その繋げる、という場面は郷士仲間との語らいの中で十分表現している。また裏切者と言われている郷士・岩崎弥太郎(雷・北崎秀和サン)との繋がりも心温まる。

    柵(牢)内に閉じ込められている郷士が脱出(結果、脱藩)する、それまでの方策、それを阻止しようとする上士との攻防は面白い。その中で見える人間性...このあたりから龍馬の存在感が出てくる。この人の繋がりは、舞台の色々な場面で出てくる”蛍”が印象的である。一輝から無数に輝く、その美しさは幻想的であり、少し哀しい。この哀しさは、言葉を変えた土佐女...いやこの時代の女性全般に言えるのだろう。夢を持ち大志を抱くなど、考えもしない。坂本乙女の「男に生まれたかった!」は心に響く。

    これから活躍する「龍馬」誕生までの、あまり知られていない脱藩までの芝居は観応えがあった。特に脚本・演出も面白いが、その役者陣の殺陣は迫力があり、最前列で観ていたが緊張感溢れていた。役者陣の演技力もバランス良く安定しているようであった。

    なお、本公演は2回(9月3日、9月6日)観たが、初日では冒頭 郷士脱藩して途中川に足を入れるシーンでSEと合わない、また龍馬が江戸に出向く際、旅仕度(薬を渡す)シーンでは、初日はマイム、6日には小物箱を用意するなど、日々観やすく修正しており好感が持てる。

    龍馬が初めから”龍”ではなく、段々と仲間の思いを知り受け止め成長していく姿が印象的である。今、意味を深く考えない行動・行為は大きな過ちまたは破綻を引き起こす危惧がある。今幕末ほどの転換期ではないが、不安定な情勢によって社会不安が広がると、多くはわかり易い世界観を説くほうに傾斜する傾向があるようだ。幕末における龍馬が日本または世界を見据えて、自分で考え行動したことを改めて自分の中で反芻したいと。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    見応えありました
    「風」を観ました。全体としてお芝居のテンポが良く、時間が短く感じました。殺陣も見応えありました。青年期の龍馬も魅力的に描いてました。特に照明の使い方が秀逸で、また舞台を広く使っているところに感心しました。お芝居の視点も混乱しない限度に変化があり、退屈しませんでした。

  • 満足度★★★★★

    女龍馬
    龍馬主役の話だけど、あえて女性サイドの感想。乙女さんが色々な制約の中で願う夢。物静かに周りを見ている栄の想い。夢砕かれて身を引く加尾の切なさと悲しみ。各々が違う色を出し、男達を支えているという感じが良く出ていた。特に乙女さん“溜まってるんだねぇ!”と思わず言葉がもれた。なまじ男より度胸があり、腕が立つ。女だからという事でかかる制約に反発する心。見たいもの、知りたいもの、やってみたいこと、欲求も溢れて止まらない。そのあたりのジリジリ感が良く出ていた。そしてこの女達の隣で“知ってる”とつぶやく権平。こんな家長だから、こんな風に女たちがイキイキとしていられるのね、とも思った。どうしても男性中心になりがちの話が多いが、女性がこんなにも印象に残る作品は少ないと思う。

  • 満足度★★★★

    とてもおもしろかったです
    今回、こりっちさんの方でチケットプレゼントに当たり、本日見てきました!
    龍馬が脱藩するまでの話を独自の解釈とした作品でとても興味深く見させてもらいました。会場全体を使った演出と舞台のセットにとても力を入れていて役者さんの演技もとても育てられており飽きることなく最後まで見ることのできる作品となっています。次回公演もみたいですねぇ
    出演者の多田聡さんの演技がずば抜けて凄かったですね
    今後の活躍に期待です

  • 見てきた。
    今回初めてZAPPAさんの作品を観劇いたしました。
    他の方の前評判や以前の感想などを見て行ったからかも知れませんが、少し期待をしすぎていたのかも知れません。私が見たバージョンは全体的に勢いはあるのですが、役者たちの技量にバラつきがあります。
    殺陣などの派手な見せ場が少なかったとは言え、作品自体は面白くうまくまとまっていた感じがします!客席に高さがあるので、舞台前などで芝居をしていても良く見えました。ただ客席通路の階段上での芝居は役者が近くで見られて嬉しい反面、前列のお客様には優しくないかと(笑)
    作中の会話は土佐弁ではなく全て標準語でしたので時代物に詳しくない方でも話について行けます。
    ただ歴史に詳しい人から見ると所々で史実と違う点がありますので、色々と気になってしまうかも知れませんね。
    例えば、大河ドラマの龍馬伝のように平井家の扱いが郷士(下士)として扱われている点が気にかかりました。本来なら収二郎と加尾は上士ですから(笑)まぁ、ストーリーを面白くするためなのかも知れませんが。

  • 満足度★★★★★

    まさか・・・
    泣かされるとは思っていませんでしたが、堪えきれませんでした。殺陣はキレのあるしっかりしたもので美しかった!抑え気味なのがいい。何しろ演者皆さんのことが好きになったことが今作品の素晴らしさの証です。こういう正調で見応えのある時代劇団に出会えて幸せな気分です。スタッフの皆さんの丁寧な対応も有り難く、入ってから出るまで文句無しの時間でした。

  • 満足度★★★★

    よかった
    見せ場がたっぷりあってとてもよかった。

  • 満足度★★★★

    雷組 観劇
    うん,ZAPPAの芝居だね。良く出来ている。2時間強を退屈させることなく観せてくれました。でも,ここ2年程観てきているけど,今まで観てきた作品でのような大きな感動はなかったなぁ。これまで観た作品は,やっぱ再演だったから,磨き鍛えられてきた作品だったからかもしれないなぁ。だとすれば,この作品も今度もっともっとブラッシュアップされていくのかもしれない。もちろん,この新作,良いですよ。人にオススメできる作品です。ただ,もしかして,自分の中ではZAPPAに期待するハードル,かなり高いのかもしんない。これって,ZAPPAが好きの自分にも微妙な満足度だよね^^;

  • 満足度★★★★

    よかった
    いろいろな坂本龍馬を観ましたが、これはいい!

    パンフからくるイメージ通りに、殺陣は素晴らしい、圧倒されました。

  • 満足度★★★★

    9/3(木) 19:00 (雷) 観劇です
    いろいろ盛り込み過ぎてるきらいがあったが、まぁ消化できていたようで・・・。でも、もーちっと説明・解説などを挟む余地とか狂言回的な何か・人とか・小芝居とか・・・差し込んで欲しかったなぁと思えた2時間強の作品でした。

  • 満足度★★★★

    皆の志を!
    龍馬と土佐の人々。
    家族と仲間の絆。
    殺陣もアクションも、そして美術も圧巻です!

  • 満足度★★★★

    龍馬の家庭、仲間、上士、
    囲いの中、川のシーンなど、シーンの変換がスムースで巧く飽きさせない。舞台美術をミニマムにしているからこそ出来る大技だ。これだけ大人数のシーンの変換を、僅かな小道具と照明、たった一つの穴と段差で成し遂げるなんてすごいです!ユニークだなぁ。いつもこういうスタイルなんだろうか。ダイナミズムがあり、すごく瑞々しい感じがしました。後に歴史に名を残す人々も登場し、でもまだ皆若くて、いかにも首の細い感じも微笑ましい。とても楽しく感動的な舞台に仕上がっていたと思います。龍馬のような有名な人の若い頃には、こうした不思議もあったかと思わせる河童のシーン、効いていますね。

    ネタバレBOX

    僅かですが、殺陣のシーンの効果音と動きのズレ、少し鈍く感じられた体の動きなどが気になった。吉田東洋の居住まいの良さ、武士としての型の良さなどが、他の上士にももう少し欲しかったかな。いやな奴らでも上士は上士。衣装などはなかなかよくできていましたが・・・・。岡田以蔵の下から擦り上げるような動きなど、よく研究しているなあと感動ものでした。「風」を観劇。
  • 満足度★★★★

    龍馬が翳む・・・
    〔雷〕を観劇。
    脱藩前の龍馬の物語りを観るのは初めてだが、とても面白く観させていただいた。

    登場人物の人格・相関がよく描かれ、物語と相まって惹きつけられた舞台だった。

    ネタバレBOX

    とても良く出来た物語だが、私的には“もう一捻り”が欲しいところ。

    また、“乙女”の存在感が強く、“龍馬”の存在が幾分翳んでしまった感があった。

    “加尾”を手篭めにした“福岡藤次”の憎たらしさは、ナイス・キャスティング(笑)。
  • 雷組初日
    龍馬に向かってそそがれる全体の結束力を強く感じた。個々の熱意がぐるぐると渦巻くように膨らんでいく様は、まさに龍。
    さて、今後、それがどう動くが注目である。

  • 風組 初日
    初日の緊張からか、ややおとなしめの印象。
    いつもほど殺陣がないせいもあるかもしれないが、もっと勢いがほしいところ。
    龍馬を取り巻く人々の個々のエピソードが、とてもよい雰囲気であり、それがきちんと繋がっていくところは、この劇団の作品ならではと思う。

    まだ、初日・・・さて、どう上がっていくかが楽しみなところ。

  • 満足度★★★★★

    2日連続で!
    初日、風組公演観賞して本日は雷組です!

    雷組には自分!大好きな役者さんの北田拓郎さんと
    三島富美子さんのお二人さんが出演されるので観て来ました。

    北田拓郎さんの迫力あるお芝居!今回の三島富美子さんの可愛いお芝居と迫力ある殺陣は最高でした。

    風組、雷組の二組による公演ですが演じる役者さんによって違いがあるから両組観ても飽きないね。

  • 満足度★★★★★

    初日公演 風組!
    昨年、劇団ZAPPAさんの公演を初めて観てから待望の
    公演!

    今回は坂本龍馬の物語!良かったです。
    迫力満点の殺陣 !感動あり笑いありの劇団ZAPPA
    まだ終わって無いけど次回作が楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    面白かった
    歴史の表舞台に立つ前の坂本龍馬を主軸に、時代背景や土佐という土地、人間関係が丁寧に描かれ、そこに一つどこか不思議な少女の存在が加わり、時代劇としてだけでなく、どこか幻想的な感じを抱かせていると思いました。殺陣も素晴らしくて、劇中の見どころのひとつでした

  • 満足度★★★★★

    なんて幻想的な
    誰よりも男らしい乙女姉の「女だから」の悔しさが強烈に伝わってきました。
    しかし人望はあるけどあんなに屁っ放り腰の竜馬は今までで初めてでした。
    脱藩前の竜馬・お祭りのシンボル・最後の蛍と「龍」にはいろいろな意味があったんですね。ともかく面白くて楽しくて切なくて ZAPPA最高!!

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