満足度★★★★★
ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネード』
ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」、愛知芸文、ソトニデテミターノに比べ、シンプルな無印テイスト。登美男の事細かな表情(顔、身体)、綾と母の複雑な感情、照明に閉じ込められた部屋、正直なラスト。久々に観て、局所的にはもう私ではなく、大局的にはやはり私がいる。
ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」、観る度にチャン・リーメイさんが(毎回!)演じる黒木のキャラが変わってる。個人的には、6年前に愛知芸文で観たキャリアウーマンが好み。
ハイバイ「ヒッキー・カンクーントルネード」の家族、つげ義春「無能の人」シリーズに出てくる一家を思い出した…。「まるで世界中にあたしたちだけしかいないみたいね」