トリコ/ロール 公演情報 トリコ/ロール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    良質の短編集
    円盤ライダーの流れが継承されているというべきか,らしさが顕れた短編集だった。それぞれが面白く,楽しい時間を過ごさせてもらった。会場のみならずホテルの屋上までも舞台としてしまう発想,やられた。

  • 満足度★★★★

    初見
    ブラジルの舞台はまだ観たことないし、その主宰で、脚本家でもあるアン山田氏の作品も未体験。という現状で、今回の作品を観た。不条理なモノ?、やたらに凝ったモノ?と構えていたが、何のことはない。非常に分かりやすい、シンプルな内容!しかし、喜怒哀楽がギュッと詰まった話しだけに、大きく笑うことなくなく息を呑んで、舞台を凝視していた。独特の世界観にひきこまれ、チョコチョコ挟まれている笑いに吊られた時、ふと井伏鱒二の「山椒魚」の自嘲の笑いと同じような気がした。

  • 満足度★★★★

    ユニークな会場
    ホテル最上階のラウンジで上演される3編の短編オムニバス。
    テーブルと椅子だけのセットがラウンジ中央に置かれ、周りを取り囲むように客席があります。
    晴れの日なら会場からスカイツリーも見えるそうです。

    『待ち人』
    なぜゾンビメイク(笑) ちょっとほろ苦さの残るコメディ・・・かな。
    3作品の中でロケーションを一番有効に使っていたと思います。

    『いつまでもここにいる』
    一番好みの作品でした。
    木下半太作品のようなブラックなオチが良かった。

    『ダイアナ』
    当人たちは大まじめなのだけど、真剣になればなるほど笑えてくる。
    シチュエーションコメディの王道のようなお話でした。


    1作目以外はホテルの最上階が会場であることの意味があまり無かったような気がします(^^;)
    あのロケーションを上手く利用すればもっと作品の世界に入り込めたんじゃないかなと思いました。

    ネタバレBOX




    [memo]
    『待ち人』
    恋人に別れを告げられてからも毎月レストランに現れる女性。
    バイトが元彼に扮して電話。諦めさせようとするがばれて女性逆上。
    店長が付き合って欲しいと告白。うまくいきかけるが元彼が現れて元鞘に戻る。
    店長の元嫁から予約の電話。大人ふたり?

    『いつまでもここにいる』
    イシちゃんは幽霊。風呂で溺れて死亡。
    バッグに大金が入っていたので死体を埋めてお金を二人で山分け。
    そのお金は偽札。組織に2人も殺される。
    死んだことでイシちゃんが見えるようになる。

    『ダイアナ』
    優が紹介した婚約者翔子は賢一の元カノ。
    借りたお金を返さずに姿を消していた。
    優の両親が熟年離婚することに。
     → 賢一が優の母親と交際していた

このページのQRコードです。

拡大