観てきた。
いつくかの挿話が並列的に展開されていくオムニバス作品。人間の「罪」がテーマになっていて、ラストの「キリストの磔刑」へと繋がっていくのだけど、いまひとつまとまりに欠ける印象‥。一つ一つのエピソードは、それぞれ面白いのだけど、演劇的な高揚感があまり感じられないというか。
ディテールが良いだけに、惜しいなぁと。
上演時間:90分
満足度★★★
エピソードの収斂が…
旗揚げ公演おめでとうございます。
さて、本公演の感想は少し難しく、書き直しをした。
まず第一印象は、幾つかの挿話があり、それらが関連または紡がれ太い流れになると思ったが…。自分の感性が乏しいのか、纏まりが感じられなかったのが残念である。
挿話は、宗教をバックグラウンドにしたものか…例えば「七つの大罪」のようにも感じたが、そこから導かれる全体の物語性が見えてこない。