黄昏の手記~LIVE LIBRARY~ 公演情報 黄昏の手記~LIVE LIBRARY~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★

    小劇場らしさに安心
    わたしがカッコカリを観に行く大きな理由に「小劇場感」があります。アマチュアの演劇人が、一生懸命作っている感じ・・・主宰の弦巻さんは"劇団宇宙キャンパス"にも所属されていますが、宙キャンさんが音響照明舞台装置すべてプロが手掛けている感じに対し、カッコカリさんは極力手作りしているような、なんともいえないぬくもりがある感じ。今回も、変わらぬぬくもりに安心しました。

    ネタバレBOX

    今回は弦巻さんの原案を座付き作家の平沢さんが脚本にされたということで、新しい試みでした。
    ただ、そのためか、脚本は少々辻褄が合わない印象・・・「ここを出たら自殺しそうだから出せない」登場人物がいるのに、前の場面では「ここを出て自殺を図った」人物もいたり。前例があるから次はそうさせない、ということだったのかも?臓器移植や新興宗教については少し表層感も感じました。ただ、神奈川県は面白かったです。こんなトリック(?)があろうとは。
    役者さんでは、宙キャンさんからの客演お3方はさすがでした。個人的にはしずこさん役の方が好きでした。たぶん上手くはないんだろうけど、ご本人の優しい持ち味と役の持ち味がぴったり。あて書きだとしたら大成功だと思います。

このページのQRコードです。

拡大