満足度★★★★
登場人物が生き生きと
結論からいうと、面白かったです。物語の導入もうまいし、物語が転がり始めてからの人物の描写にも優れていたと思います。
ただ、時間の経過とか重さの持たせ方がもうひとつうまくいっていないような・・・。
良いエンディングかとは思うのですが、それまでの時間経過の実感が観客に薄いのでちょっと説得力がうすくなりました。
満足度★★★★★
生きていればなんとかなる
生きていればなんとかなる。前向きに必死にもがきつづけている。
みんな前向きに生きている。観ている僕たちが「生きていて辛いな」と、くよくよしていることが小さなことに見えてしまう。演劇を観終わって、明日から頑張るぞと元気が出てくる演劇でした。
クーロンハウスに集う人々は、共同生活でお互いを助けあいながら、他人に言いにくい事情から逃げずに立ち向かうようになる。明日への活力を充電して巣立っていく。
全体的に明るい雰囲気で、笑いあり涙ありの喜劇でした。
この演劇はポジティブに生きようと必死にもがく姿を描いているので、自然と明るい雰囲気となりました。脚本、演出とキャストのハーモニーが心地良かったと感じました。