満足度★★★★
予想より長かったが
予想より上演時間が長かったが、その長さを感じさせることない、いろんなエピソードを含んだ物語であった。切ない部分もあったが、面白かった。で、入り乱れての殺陣シーンはさすがの圧巻だったなあ。
しかし、エピソードがいろいろありそうなキャラが多かったので、全部は描き切れてなかったかな(謎を含ませた言い方してたのもあったし)。もしかして、スピンオフか(笑)
満足度★★
アオさと海を感じられなかった。
「碧のヴォヤージュ」千秋楽観劇しました。
物語は港町、大海原、無人島と場面を変えて進んでいくので、舞台の中心に回転式のからくりステージがあり、それをグルグル回転させて方向を変えながらそれぞれの場面を表現する「マンマ・ミーア」方式を採っていた。
舞台上の雰囲気も港町と舟を思わせるセット。
クラシックスは舞台セットにもこだわりをもってつくっているのが良くわかる。
それだけに、照明と、音響にもっと力をいれて欲しいと感じた。
前半はなんとか暗転になりすぎないように工夫して場面を変えていたのが、後半になるとやたら暗転が多くなっていった。
音響は、殺陣の音だけでなく、港町にも、大海原にも、無人島にも、それぞれの場面でもっと雰囲気のでる音が必要じゃないだろうかと感じた。
(カモメの鳴く音とか、さざ波の音とか…)
何よりも「碧のヴォヤージュ」というテーマなのだから、もっとアオさと、海の表現を大事にしてほしかった。
再演に期待したい。