満足度★★★
3月24日 ソワレ
奇妙なキャラクターが多く登場しますが、戯曲はそこにあまり頼っていない様に感じました。
あまりにもはまり過ぎて凄さが分かり辛い舞台美術も素敵。
ちなみに宍戸さんの劇団の次回公演は「着陸」。
佐藤佐吉祭参加の次回公演にも期待してます。
満足度★★★
しっかり演劇しているなぁと。
久しぶりに芝居らしい芝居を観たような感覚がありました。「いろんな芝居の端から2番目にいる、色・空気の違うあいつ」を集めたような、観ただけでお腹いっぱいな演技が、魅力になっているのはすごいなと。
想像していたものと違った気もしますが、それでいてチラシのビジュアルと合ってもいて。
ほほう。
どの面で見ても安定感アリ。前回公演の王子までは狭い小屋でやっていた様ですが、そのままOFFOFFに登ってきただけの力量は確か。
ちょっと未来の物語だけど決して突飛過ぎない。現実をちゃんと知っているからこそ書ける事項で紡がれた世界観。そしてそこで暮らす人々の事情。所謂イロモノキャラもいつつ、とはいえその登場のさせ方に過不足がない。意味のないギャグを連発させたり出落ちだけでは終わらず。久々に声を漏らして笑ってしまいました。
満足度★★★
テーマをもう少し掘り下げてほしいかも
とても丁寧な人物造形。と思いきや、それは当然全員ではないわけで。これだけの登場人物が必要だったのかは疑問。
テーマがぼけてしまった気がする。「で、何をつたえようとしてたんだっけ?」と思ってしまった。
人物の捉え方、描き方はなかなかなので、もう少しテーマを掘り下げて欲しいかも。
満足度★★★★
狭さがいい
音楽のセンスがいい。
キャラクターの作り方もあれだけ泥臭いのに客席から嫌われないのは会話のテンポがいいからだと思う。
もっと内側に流れる物語をみたかったのだけれど、少し物足りなかった。
offoffの狭さを逆に巧い事使っているカンパニーはめずらしい。
満足度★★★
意外なリアルさ。
登場するのはみな強すぎるくらいの個性の持ち主ですが、実際いるよなあこんな人。と自然に思えてしまうリアルさがありました。それは人物だけに限らず、ここで繰り広げられる出来事にも同じく言えると思います。一見普通じゃないけど、それでも日常としか呼べない日々をおくる人々。彼らが抱いているのは強く確かな希望というよりは、きょうよりは明日という願いに近いのかなと思いました。