面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】 公演情報 面影橋で逢いましょう【沢山のご来場、誠にありがとうございました!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★

    鑑賞日2015/04/24 (金)

    昭和生まれの役者さん達のチーム、すなわち「こっち側」チームの回、21日のソワレ(夜公演)で拝見。
    でぇ、昨夜(24日)は、平成生まれの役者さん達のチーム、すなわち「あっち側」チームの回、観て来ました。

    ネタバレBOX

    オイラは当然、昭和生まれなもんで、「あっち」「こっち」な訳なんですけど、とはいうものの、オッサンの目からすれば、どちらのチームの役者さんも区別がつかないくらい若い・若い(苦笑)!

    さて、ホンは同じなんですけど、演じるヒトが違うと、芝居の印象、変わって来るもんなんですね。日記がつづられた一冊の大学ノートを巡る3人の若い女性達の1年間の出来事…昭和チームのは(そんな時間設定ではないんですが)一連の出来事があって、さらに1年経ってから、ヒロインが振り返っているようなセピア色のトーン。他方、平成チームのは、今、まさに進行中のパステルカラーのトーン。

    ヒロインとルームシェアする同級生だったスタイリストとの関係も、昭和チームはスタイリストの友人の方が主導権を握っているように、平成チームはヒフティ・ヒフティに、自分の目には映りました。

    どちらが好みか?…それは人それぞれだと思いますが、自分としては、そんなに深刻な印象を受けずに、ポップな感じがした平成チームよりも、昭和チームのしっとり感の方がより肌に合うかなあ。

    いずれにしても『面影橋で逢いましょう』、ラフメーカーさんという劇団さんにとっては、小さな宝石箱のような作品。いつまでも大切に演じていって頂きたいと思います。

    【追記】
    ラフメーカーさん、活動停止なされたようですが、『面影橋で逢いましょう』、どなたか再演してくれないかなぁ。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2015/04/21 (火)

    この作品、最初に拝見したのは2年前の秋。
    私事で恐縮ですが、その年、2013年は、手術を3回喰らい・入退院を繰り返した、自分にとって大厄難の年。
    ということで、すっかりヘコんでしまっていた当時のオイラ、「すっかりヘコんでしまった陽子」さんに、すっかり感情移入してしまったこと、今でもはっきり覚えています(笑)

    さてさて時は流れて…昭和生まれの役者さん達が演じる、今回の『面影橋…』。

    ネタバレBOX

    初日の舞台故か、演技の固さ、見え隠れする場面も散見されましたが、総じて、繊細で、しっとりとした作品の良さ、再び味わうことができました。
    特に、ヒロイン役・冬月ちきさんの困り顔? まさに「陽子」そのものでした!
  • 満足度★★★★

    平成→昭和
    平成チーム→昭和チームの順で観劇。

    ネタバレBOX

    平成チーム
    物語は知ってるが、柔らかく包み込むような感じは変わらず。また、見終わると心のトゲが削られ丸くなり落ち着く感じ。ラストはもう少し引っ張り、ドキドキ感的を味わいたかったかも。

    昭和チーム
    生きてる長さの差なのか人生の先輩の面目躍如なのか、平成チーム比べ、陽子と静がより等身大の女性に感じられる。まあ、コンビニ店員の台詞が大きかったり、最初のノートは新品だろう、とか思った部分はあったが。
    ラストの見せ方、あまり変わってないと思うが、こちらの方はなんか凄く、この三人のその後が見たいと思った。素晴らしかった。
  • 満足度★★★★

    【昭和チーム】
    謂わば基本の平成・応用の昭和でこちらの方がアソビが多い感じ?
    そんな中、日記の読み方が片や朗読風に抑揚をつけ、片や敢えて平淡な「音読」にとどめる、などの違い(そう言えばノートも違っていたっけ)があるのも面白い。
    ってなワケで進化をし続ける本作、初演から順に西荻→桜台→新宿と来ているので次は江戸川橋の絵空箱が良いのでは?などとも思う。
    来年の桜の季節なんかイイんじゃないかな、面影橋もそんなに遠くないし。(ほぼ真顔)
    ところで終盤の劇場ロビーの画像で一番手前にあるポスターに見覚えがあるのだけれど、何だっけ?
    あと、劇中で使われる登場しない人物の名前、かつて客演した方々だよね。
    尾崎さんと高田さんで気付いた。こういうアソビもイイな。

  • 満足度★★★★

    【平成チーム】
    要領が悪くミスの多い陽子がつけ始めた日記は期せずして同居する友人との交換日記となるが…な、かつて渋谷シネ・ラ・セットやテアトル池袋でレイト上映していた映画やTBSテレビで深夜に放映していたドラマを想起させる(←私見:ピアノがメインの音楽もその一因?)物語。
    初演、再演とも観ているが、演を重ねる度に精度が上がっているように感じ、ちゃんと覚えているラストで今回初めてホロリとしたのはストーリーが呑み込めているからか?(反語的用法)
    初めてと言えば、コンビニ店員・斉藤が陽子の前任者だったということにも今回初めて気付く(もっとも初演時にはそれを匂わす台詞はなかったらしいが)。
    あと、今回は各場を表す写真を背景的に投影したのも妙案。
    で、当日パンフレットに両チームの配役を併記しているので、もう一方を時々脳内に描きながら観ていたりもして。

  • 満足度★★★★

    観ました。(平成チーム)
    真面目だけど不器用で、会社では上から評価されないOLを綾乃さんが上手く演じていて良かった。

  • 満足度★★★★★

    平成チーム
    前回観た時とほとんど変わっていないように感じましたが、やっぱりいいですね!?ひとつ屋根の下、顔をあわせていてもなかなか素直に言えないこと、ひょんなことから始まった日記によって埋められていくさま、展開はお芝居ならではのところもあるのですが暖かい気持ちがこころに残りました。前回も思ったかもしれないのですが、面影橋で出会った後の3人のやりとりの続編、観てみたいです。他の人の観てきたを見ると、若干変化があるらしい昭和チームも気になります!

    ネタバレBOX

    主人公の会社の後輩の心情の変化は理解はできるのですが、そのことが物語上でのどんな意味合いだったのかが気になりました。
  • 満足度★★★★

    両バージョンを観ました
    戯曲の仕掛けは従前の公演で知っていて、
    それが舞台にどう組みあがっていくかを楽しみました。

    それぞれの舞台に異なる魅力がありました

    ネタバレBOX

    平成⇒昭和の順番で観ました

    平成バージョンは戯曲の枠組みを台詞や所作にしっかりとのせて組み上げていく感じ。一つずつのシーンが戯曲のディテールにそって組みあがる。従前に感じた戯曲の良さを再確認することができたし、その中に役者が作る個性がしっかりとはまり、そこにくっきりとした舞台の色やエッジをもった厚みが生まれていました。

    昭和バージョンは、戯曲を足場にして役者たちが想いを異なる色で膨らませていく。戯曲から外れているわけではないし、その仕掛けは舞台に織り込まれているのですが、それが台詞などよりシーンごとに役者たちが醸す想いのありようとそれを支える空気の重なりに浮かび上がってくる。
    平成バージョンよりも物語の末梢のディテールがぼやけている感じはするのですが、なんだろ、その時間の実感は物語の歩みにうめこまれるのではない、ロールたちの想いの推移に顛末がのこされてくような感触がありました。

    まあ、戯曲自体の強度があるからこそ、できる試みなのだろうなとは思います。両バージョンを観たあとの感慨が足し算ではなく、ちゃんと掛け算になっておりました。
  • 満足度★★★★

    【昭和チーム】観ました
    初演、長編化した再演ときて、3度目の観劇。やっぱりよい作品ですね。ブラッシュアップしてきて、ますます魅力が増してきたように思えます。それだけにノートに日記を書くシーンがなんかぶっきらぼうなのがちょっと気になりました。

  • 満足度★★★★

    ほんわか
    昭和チームを観劇しました。3人の女性の様々な思いが、リアルに丁寧に描かれていて、同感出来る部分が多々ありました。自分自身も昔、交換日記をしていた事、旅行に行った思い出が蘇ってきて、やっぱり女同士っていいよなぁ・・としみじみ。少し都合よく繋がってるかな?という感はありましたが、それはそれでいいかな?と思いました。女性陣の演技も自然で良かったし、衣裳もクルクルと変わり、季節感や時間の経過も感じられました。派手なストーリーではないのに、とても惹き込まれる、ほんわか温かな素敵な舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    出逢うべくして出逢った作品!!
    初春に母を亡くし、慌ただしさもひと段落。GW明けから新しい仕事に就くことになりました。緊張や悲しみや社会の重圧を感じ始めて、心の中に不安が顔を出し始めていた今、この作品に出逢えたことは、まさに運命的だったと思います。人って、いろんなところに小さなおもりや風船をたくさんつけていて、そのバランスが崩れることが、心のバランスの乱れにもなるんじゃないかなと思っています。このお芝居は、その不必要な糸を切って、心を整えてくれる内容だったと思います。まだ、ご覧になってらっしゃらない方は、ぜひ観てください。冬月ちきさん、二年ぶりに舞台だったそうです。

  • 満足度★★★★★

    昭和チーム観劇
    良かったわー。斎藤さんに関しては繋げ過ぎじゃねえのと思わないでもありませんが,そんなことを上回る思いが伝わってきました。昭和チームとは年代も離れていない。分かるわーその感じ。箱も小さくて,最前列で物理的に近かったというだけでなく,存在がリアルでした。ラフメーカー,次の作品にも期待が高まります

  • 平成を観劇。
    小屋の規模から出来ることは限られてしまうのもあるが、ストーリーそのものの良さがある。映像を使い、都心なのにのんびりしたあの場所の雰囲気がより出る。試みは更にしてほしいと思いました。
    そろそろ脱落者が出始めるこの時期。そういう方は観てみたらと思う。自分にも共感するパートがあって色々考えました。終演後のおバカ劇は、しんみりした気持ちでいるなら見ないで帰った方が吉である。平成は若さを、昭和はより切実さを出しているのかもしれない。以前出演したので☆は付けず。

  • 満足度★★★★

    昭和チーム観劇。
    好みなストーリーでした。
    もろもろ細かな点に気を配れたらもっと完成度も上がるかなと。

    昭和と平成の違いがどんなところでどんなに出るのかも気になりますね。
    もっと大人な味付けになってもよかったかも?

    女性の感想が聞いてみたいですねー。

    ネタバレBOX

    しかしまあ、たくさん着替えましたよね(笑)

    小劇場で観たのだと最多かも。
  • 満足度★★★★

    とても素敵な物語
    【平成チーム+アフターイベント】観劇。
    女性向けと言える作品だと思うが、オッサンの私でも楽しめた、
    とても素敵な物語でした。

    現実的であり設定にも無理がなく、余計なことを感じず、考えず、舞台に集中できた。

    迷う心を元気付けてくれる人が居るって羨ましい。。。

    “小島陽子”役の“綾乃彩”さん、役を見事に演じていた。

    アフターショーの“お馬鹿ミュージカル”は、
    文字通り“お馬鹿”な感じ(笑)。

  • 満足度★★★★

    昭和チーム観劇
    内容的には若い女性向けなんだと思いますが、仕事で悩んでる姿が自然すぎて本当に心配してしまいました。手書きの文字で少しでも相手を気に掛けることで、受け取った側は励まされるものだなと温かくなりました。

    ラストの話しかける直前で終演するシーン、とてもドラマ的で好きです。

    ネタバレBOX

    かわわ(川原真衣さん)のいじわる上司役は嫌味感が3D的に飛び出してて面白い。でも後味悪かったりせず、とても楽しめました。

    湯口光穂さんのコンビニ店員、スイカバーにチョコ入ってるくだりの間と言い方は秀逸◎ 
    無表情や愛想笑いキャラで右に出るものはいませんね。

    冬月ちきさんは佇まいや仕草とか、役が等身大に見えて、本当に心配させられてしまいました。 世の殿方が守ってあげたいと思ったことでしょう。
    あと、新人のイケメン君と付き合わなかった点は男性に好感触です(笑)

    小鶴璃奈さんは、トープレイメージがついてて“作・演”を越えてくる!と先入観あったのですが、深みのあるステキな大人の女性でした。
  • 満足度★★★★★

    ほんわかストーリー
    狭い舞台でしたが、それぞれの場面は目に見えるようでした。動きもよくて、90分の上演時間を感じさせないものでした。観終わったあと、こころほのぼのするストーリーで楽しめました。

  • 満足度★★★★

    日本的余情に満ちた味わい
    昭和チームを観劇。

    狭小スペースに奥行きを持たせる工夫が成されており、しっとりとした中にも緩急付けた演出で最後まで楽しめました。

    ロングランの初日でしたが、これからテンポも良くなりもっと泣き笑いが際立ってくるんじゃないかな。

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