夢なんて見ない 公演情報 夢なんて見ない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    みてきた
    意外とおもしろかった。基本まじめなんですね。

  • 満足度★★★★

    タブーと言われてる内容に挑まれたのがスゴイ
    私は不思議と 『親友の母親は熱心な宗教家』なんですよね。 しかも何故か数名います。
    肝心の私の両親は『大の宗教嫌い』 という環境で育ったのですが・・・。
    なので 斉木智恵美さんが何処の宗教か 詳しく見なくとも直感ですぐわかりました。
    なんとも微妙な立場から見た作品でした。
     

    1時間45分くらい。
    いつもなら長すぎて苦痛になるのですが 時間が短く感じたので 良かったのだと思います。
    続きはネタばれにて。





    ネタバレBOX

    面接官と面接を受ける主人公とのやりとりで 過去のエピソードとして 話が出てきます。


    信仰を持つことで 差別されたり誤解されやすい 日本の世の中。
    『空気の読めない人』として 見られてしまう事がある側面は そりゃ気を付けないといけないよなと感じたり。
    (↑うちの両親の宗教嫌いはこういう所らしいです。ちなみに私は宗教を否定してるのではないです)。
    信仰を持ってる人からはこうだけど 信仰を持っていない人からすれば 理解できない、というのも強く共感します。


    『信仰をもつ家に生まれたから 自動的に引き継いでやってって それで良いの?
    信仰することは義務ではないよ それをちゃんと自分の責任で ちゃんと選んでやっている??』
    のところ 良かったです。


    ラスト主人公が 自分の宗教を絶対視せず 『本当に間違っていないのか??』
    自己に問いかける姿勢であったことは とても好感が持てました。
    ただ 他の方仰るように ラストきれいになとまりすぎかなーとは思います。


    それから 熱心な信者さんにとっては
     『それは教義に反するのでは?』的な 場面が出てくると思います。
    それを ハッピーエンドにまとめられたのが 斉木さんの信者さんに対する配慮だったのかな?と考えます。
    個人的に 斉木さんの問いかけは 素晴らしいものに思うからです。


    それこそ大学の中でこのお芝居をやる・・・一石を投じるというのも 
    そんなリスクの高いのも 怖いものですけど。


    実は 私の数名いる親友のお母様の宗教団体も、
    私の両親が宗教嫌いになった団体も、
    斉木智恵美さんの属されてる宗教団体も・・・。
    偶然にも 全部同じところなのです。
    なので私は 古本屋の店長さんの心境かな。
    まああんな人格者ではないですけどね。
    どちらの気持ちもわかるものとしては 何のジャッジも出来ないです。


    関係ないですが 王子の劇場は私の家から遠いので 
    新宿からバスで王子まで行ったのですが(1本で行けるので) 1時間20分かかりました。
    遠かったけど 色々な景色が見れて そんな楽しみも(^^)





  • 満足度★★★★

    目を覚ませ
    目を覚ましてほしいと思っても、生まれたときからそうだと厄介です。

    ネタバレBOX

    平和の翼大学の学生が採用担当者から最終面接を受けながら、自分のこと、教団内の友人関係、外部の人たちとの関係などについて考える話。

    祈れば叶うと信じ、教団の出版本を熟読するのが宗教法人平和の翼の教義のようですが、大学を持っている、あるいは持ちたいと願っている創価学会や幸福の科学などの新興宗教がモデルになっていると思われます。

    現世利益を謳うような新興宗教は大嫌いです。祈れば叶うなら、友人の男が恋人に言った「(恋人も信者になって)自ら祈ってほしい」には矛盾があります。イケメンと恋愛したいと願い出すかもしれません。それよりは、自分だけがこうしたいと願った方が全世界を支配できていいのではありませんか。

    そもそもこの会社には学校別採用枠があったのかもしれませんが、結局学生は教義を捨てることなく、外部と折り合いをつける能力があると判断されて内定が決まりました。

    タブーに挑戦的ではありましたが、すんなり行き過ぎの感がありました。

    ところで、面接官は本音を聞き出すのが仕事で、この会社の面接官は本音を話し過ぎでした。カミングアウトしてドン引きした恋人とよりが戻ったと言われても理由が明かされなかっただけにちょっと不自然でした。

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