VOICE ACTOR 公演情報 VOICE ACTOR」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★

    うーん?
    同じ展開が2度3度繰り返され単調。
    下手すればいらいらする。
    がなりすぎ感が目立つ。

  • 満足度★★★★

    アフレコの特質が活かされている
    よくあるバックステージものの声優版、あるいは『ラヂオの時間』の声優バージョンかと思いきや、単にシチュエーションを置き換えただけでなく、舞台やラジオ収録と一線を画すアフレコの特質が活かされているところが独自。
    もちろん、バックステージ系ではお馴染みの(?)ギクシャクしたりもしながら1つのモノを創り上げるという軸は外さず、その意味で「一粒で二度オイシイ」と言えるか?
    アニメの音録り風景は時々紹介されていて漠然と知っている気になっていたが、実際には生身で演じるのとはこんなに違うんだ、的なオドロキも多数。

  • 満足度★★★★

    中年俳優がんばれ!(笑)
    ワンシチュエーションという舞台の特徴を、非常にうまく使ってコミカルに物語をつづるのが得意な劇団、「6番シード」。

    今回も非常におもしろいシチュエーション・コメディに仕上がっていた。

    「Voice Actor」の舞台は、架空のアニメーションのアフレコ現場。40歳を目前に控えた中年俳優が、人生初めての「声優」に挑むという、業界バックステージの物語。

    私が、6番シードを前回拝見した時も、業界バックステージ物だった。ラジオの生放送中というシチュエーションを物語にした芝居で、緻密な取材により、綿密にラジオの現場が表現されていた。

    現場を知っている私が観ていても、全く違和感を感じずに、物語を楽しむ事が出来た作品だったので、今回もとても楽しみに劇場に足を運んだ。

    この「劇団6番シード」との出会いを作ってくれたのは、私の劇団、WHATCOLORの女優、山岸里江だった。

    彼女は以前、劇団6番シードに出演した事があって、その後も作品を見続けていた。また、6番シードの方々もWHATCOLORの作品に足を運んで頂いていた。

    山岸里江に誘われるまま、6番シードの舞台に足を運んだのだが、脚本・演出の松本陽一氏が描く、スピード感あふれるストーリーと世界観にすっかり惹かれ、その後も拝見し続けている。

    コメディを取り入れたポップなスタイルや、テンポの良い台詞の掛け合いなどがこの劇団の魅力なのだが、私は何より緻密な脚本と個性豊かな俳優陣のパワフルな演技に惹かれている。

    さて、今回の「Voice Actor」。セットといい、台詞といい、演出といい、とてもリアルにアフレコの現場を再現していたのには、とても驚かされた。

    出演者も、全員のキャラが際立っていて、とても魅力的な舞台だったし、アフレコの現場を経験している私にとっては、「いるいるこんな人!」というキャラクターが何よりもおかしかった。

    観ているうちに、主人公の行動に本気ではらはらしたり、イライラしたり(笑)。とてもお馬鹿な中年俳優のがんばりは、とても強く印象に残った。

    脚本的には、シンプルでわかりやすいストーリーだった。

    売れない40間近の中年俳優が初めてのアフレコの現場で、人気声優やベテラン声優達の中、孤軍奮闘していくストーリー。

    主人公に感情移入しやすくて、無警戒に芝居を観ていられた感じ。

    ただ、主人公以外のキャラクター、例えば人気若手声優やベテラン声優とかのバックボーンとか、葛藤とかを、もう少し脚本的に描いてもおもしろかったのではないかと思った。

    まあ、芝居の上演時間を考えてみると、バランスとしては良かったんではないかとも思ってみたり(笑)。

    さて恒例の気になった俳優シリーズだが、今回は主人公を演じていた小沢和之さん。

    全編ハイテンションな芝居を続けていた小沢さん、本当に素敵だった。彼が演じていた「前田」という俳優のお馬鹿さとか、懸命さとかに、とても素直に感情移入する事が出来た。

    小沢さんの演技テンションで、この作品全体のテンションが決まるといった、とても難しい役どころだったと思う。彼が演じた「前田」というキャラクターを、本当に素直におもしろいキャラクターとして拝見できたのは、小沢さんのパワーだと感じた。

    本当に楽しい時間を過ごさせて頂いたと思う。

    実はこの6番シードの次回作に、私の劇団、WHATCOLORの山岸里江が出演させていただくことになっている。

    どんな作品になるのかが楽しみな事はもちろん、機会があれば、是非プロデューサーとして絡んでみたい、脚本・演出家の一人である松本陽一氏が、山岸里江をどのように描いてくれるのか、とても興味がある。

    今後とも注目の劇団。

  • 満足度★★★★★

    アフレコ現場ってすごい!
    不可思議で愉快な声優の世界をギガント笑い飛ばすバックステージコメディ!

    以上、本作品の説明の最後の一節ですが、まったく的を得た紹介文だと思います。
    笑い飛ばすといっても、この劇団、劇からそれてまで笑いをとったりすることがないのが自分好み。
    思った以上にエネルギッシュで、そしてなにより、全員が全員、声優として様になっていてめっちゃかっこいい!

    ネタバレBOX

    特に司令室員ライラ役の方の、無意味にカッコいい動きと。
    少年怪獣ポチョミン役の方の声と、本人の仏頂面のギャップに
    少女メグラド役の方のなりきり方には魅せられたー。
  • 満足度★★★★

    おもろい!
    とにかく楽しい!(^0^)
    全員のキャラが際立っていて脇はいません。
    全員が主役的なバリカッコイイです。


    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    俳優、前田は「おでん大佐」の声優が初挑戦だから、なにもかもが解らない。
    解らないけど、とにかく元気。
    バリ元気なのだ!

    声はでかい、ちょこまかと動く、表現が大げさでくどい。この三拍子、揃っちゃってるから声優たちからウザがられる。

    だけれど本人はそんなことは気にも留めない様子で、どこまでも元気でおせっかいで煩いのだ!(^0^)


    「流浪の民レガレイン」のアフレコの現場での人間模様を描いた作品。

    とってもパワフルで楽しい舞台です。

    主役の前田は紙ずれや、衣擦れの音が煩いと言われ、トランクス一枚になってしまうが、それでも周りの迷惑顧みず、初挑戦のアフレコにパッションを傾ける。
    馬鹿馬鹿しくてとにかく可笑しい!(^0^)

    最初は個の人間関係だったアフレコの現場が前田が参加したことで紆余曲折を経験しながら、輪の人間関係が構築される。
    その過程がベタな内容だけれど、解り安い。

    最終の部分でナウシカが黄金の絨毯を歩くシーンの導入音楽を持ってくるところ、ひじょうに上手い。
    あのシーンは今、思い出してもやられる!(^0^)



    一番、可笑しかったのは、らくだの声役をした声優埼玉こと、平川洋祐だ。
    確かにラクダだ!
    ラクダに見える。姿も形もその猫背っぷりぷりも。
    声までも。。(^0^)

    要はらくだ人間なんだよね。
    そんでもって、年寄りくさい演出も素晴らしい!の一言だ。

    彼は、「らくだの声」の他、「司令官員A・B・C・D・F(の5人)」「コヨーナ」「酒場の店主」「町の人」「ダイダダの父」と10人の声の担当だったが、どれもこれもラクダになってる!(大爆笑!)

    いあいあ、すんごく楽しい!

    しかも、しかもだよ?

    この埼玉、あまりセリフがないものだから、後ろの方で椅子に座って出番を待ちながら他のキャストのセリフを聞いてるわけなんだけれど、

    その傍観してる表情がおもろい!
    口を半開きにして、あっけにとられて見てる!
    要は自分自身が観客になっちまってる!(^0^)
    観客が役者の芝居に凝視するあまり、のめりこんで顔がだらしなくなってる図、よくいるでしょ。客席に。

    観られてる意識がない、そんな平川の表情でした。
    今日、行かれる方、ラクダに注目です!
    あっ!もとい、平川に注目です。


    劇場を後にするとき、本当はラクダなのか、ラクダ人間なのか、実はラクダが平川なのか、良く解らないまま、帰りました。


  • 満足度★★★★

    リアル!
    ホントの声優の現場と勘違いさせられるほどのリアルな出来。テンポも良く,楽しくハラハラ観ていました。人気若手声優の心の葛藤にはちょっと気になるけど,観客の想像力に任せて,あえて踏み込まないほうが芝居の流れからはよいのでしょうね。良い舞台でした。

  • 流石です☆
    本日、ロケハン&撮影に行って来ました! いつも撮影を楽しみにさせていただいているんですが、今回は特に面白かったです♪ アニメのアフレコ現場ー。面白い☆ 役者さんが、声優をしている姿を観ると、いつもと違ったところが見えてきて、すごく新鮮でした。ちょっとドキドキ^^ 

    ネタバレBOX

    秩序ある空間が、一人の役者が入ることでいい意味で壊れていくさまをで描いているド・コメディ。声優の世界と、役者の世界のちょっとした違いを目の当たりにして納得。
  • 満足度★★★★★

    「声優」という職業の括りだけでなく
    音響監督などのスタッフ役を含め作品(アニメ)に魂を込める「職人」たちが繰り広げるこの芝居、それぞれの役柄に脚色も多々あり、それがズルイと思わせるほどコミカルで、思っていた以上に楽しめました♪
    ミキサー室とかの舞台セットも、実物を見たことは無いけれど「あ、雰囲気出てるな~」って。

    あと勢いや声量があるのは良い事なんだけど・・・何箇所か、小屋のサイズに合わない位のアフレコシーンの大きな声に、ちょっと耳がキンキンしてしまった(苦笑)

  • 満足度★★★★★

    4年ぶりに・・・
    この劇団の公演を観たけど、かなりクオリティの高い作品に仕上がっていましたね。
    松本さんらしいという作品だったし・・・

    強いて言えば、アフレコの時の声優がスクリーンを見る目線がちとバラバラな感じに見えてしまったコトと、もう少し売れっ子声優のバックボーンを見せて欲しかったな・・・

    でもかなり楽しめた作品でしたよ。

  • 満足度★★★★★

    最高!
     キャラクターの分け方がはっきりしていて、感情移入しやすかった。前田の行動にはこっちがはらはらさせられた。何より間がよかった。
     面白い中にもきっちりと大切なものを気付かせてもらって素晴らしい時間を過ごせた。

  • 面白かった
    劇団の団員から紹介されて観に行ってきました。
    シチュエーションからは想像できない、科白の展開と動きの激しさ。
    基本的に好きなコンセプトです。

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