満足度★★★★
素晴らしく心地よい空間
一言で表現するならば、「素晴らしく心地よい空間」でした。
コミカルな部分、恥ずかしいほどに純粋な部分、いずれもストレートに心地よく、あの4人の中に混ざりたいっ!と素直に思わせる舞台でしたね。
4人の主演・・・敢えて4人で主演と捉えていますが、持ち味を活かしてカルテットとしてうまく機能していました。特に近藤千恵さんは、下手をすれば単なるお飾りのマドンナに成りかねない位置づけの役を、丁寧な演技で人として存在感のある活きた役に昇華していて、存在感強い他の3役とのバランスを保ち、結果、相乗効果でカルテットの魅力をかなり高めたと思います。
総じて、面白かった!、ジーンとした!、余韻に浸れる舞台でしたね。