満足度★★★★★
無題1407(14-055)
19:30の回(雨→曇)。19:00受付、開場。
桟敷+ミニ椅子+パイプ椅子の客席。体育館裏という設定の舞台、落ち葉がたまり、箒、傘、ダンボールや教室の椅子(赤いカバーの文庫本らしきものが乗っている)が放置されている。
セーラー服姿の少女がひとり、小石を積んだり、所在無げ。
19:25/19:30前説(アナウンス、70分)、19:31開演~20:42終演。
卒業式の前日、少女たちは自己と向き合い、進むのか、留まるのか、消え去るのか、記憶(の再現)と記録(日記)とは交差することもなく、並行でもなく、常に不安定な十代後半、交錯した関係を断ち切ろうとする無口な少女(田中さん)は、正しい均衡を示し、世の采配を司る天使のようでした。
私の場合、高校のときは何も考えず卒業式に出たものの、大学では不参加。あとで卒業証書を取りにいったという落ちがつくのですが、(当時の自分に)意味のない「区切り」という感覚はその後も続いているようです。
田中さんを始め、木村さん、ヤンセンさんは「爆弾魔メグル(2014/11@王子)」、また「ツヤマジケン(014/7@王子)」のるんげさん、mimimalのさほ@~さん...