満足度★★★★★
昼の部
夜の部の方が良い演目が並んでいたので、先に観てしまい、ちょっと順番逆転してしまいましたが、予想以上昼の部も面白かった。
1「金閣寺」
染五郎さんが敵役と言うか悪者?な感じですが、良く良く考えると、他の人達が潜入捜査?で皆んな裏切るって見方もできるかな?雪姫の七之助さんと此下東吉の勘九郎さん兄弟も熱演でした
2「蜘蛛の拍子舞」
白拍子妻菊実は葛城山女郎蜘蛛の精の玉三郎さんを退治するさんと勘九郎と七之助さんの兄弟対決かと思いきや、最後の最後で、坂田金時の染五郎さんが全部持って行ってしまう残酷なお話し…。玉三郎さんとの最後の対決の形式美は見ものです!
3「一本刀土俵入」
駒形茂兵衛の幸四郎さんの青春・恋物語って感じでした。人情味溢れる幸四郎さんがとても良かった。夜の部の吉右衛門さんも似たような若者役をやってましたが、染五郎さんに向けた引き継ぎみたいなもんかな。
昼は3本とも違いがあって面白かった
満足度★★★★★
夜の部
一「番町皿屋敷」
いつもお岩さんと間違いちゃいますが、怪談物ではありません。
話は面白いけど、キャスティング的に染五郎さんと吉右衛門さんが
反対の方がよかったような
二「女暫」
初めて観ましたが、面白い!
玉三郎さん、やっぱり上手いねぇ~
最後の吉右衛門さんとの掛け合いも楽しかった!
こっちの吉右衛門さん方が良かったかな?
三「猿翁十種の内 黒塚」
待望の歌舞伎座公演で猿之助さん
いやー良かったね。
やっぱり役者が上だね。
山伏軍団もなかなか良かったけど、猿之助さんのオーラが凄かった。
木ノ下歌舞伎さん観る前に観られて良かったな
満足度★★★★★
夜の部
上演時間4時間20分、休憩2回。昼と合わせると9時間20分となり、松竹120周年の意気込みが上演時間にあらわれている。「黒塚」は名作だ。作品の良さと歌舞伎の見所の両方が含まれている。猿之助を歌舞伎座で観ることができるのもうれしい。「女暫」では玉三郎の場のさらいっぷりが見事、さらに国宝級の御馳走がたまらない。
満足度★★★★
昼の部
上演時間5時間、休憩2回。「金閣寺」「蜘蛛の拍子舞」「一本刀土俵入」の3本で、とても歌舞伎らしい作品が並んだ。幸四郎がいい味を出している。