満足度★★★
ネバーランド。
脚本は途中で先が読めてしまいましたが、良く考えれていると思いました。
それぞれの役者さんの技量も安定していて、楽しめました。
が、物語の主軸であるヒロイン像がどうしても共感出来ずに終わって
しまいました。つまるところ、子供、なのだと思います。
大人になってしまうと、思い出せなくなってしまう子供の感情の物語。
それが遠ざかってしまったので、どうしてもこの物語を観る自分の目が
ダダを捏ねる子供を見る大人、の視点になってしまった。
芝居を見るのに必ずしも共感する必要は無いのですが。
ラストシーンの二人の伸ばされる手が触れる前に照明が落とされた
あの「希望」を感じさせるタイミングは見事でした。
満足度★★★
とくに抉られず…
ストーリーを知っていたとしても、見るたび何度も抉られるのが空想組曲……と思っていたけど、そういえばこれはるひま版でした。抉られたかったけど仕方がない。
時東さん&林さんペアが最高!ナイスコンビネーションでしっかりときめきました。
楽しみにしていた小玉さんもがっつり堪能。二瓶さんの見せる感情の色には胸がぎゅっとなりました。