満足度★★★★★
無題1346(14-395)
18:00の回(曇)。17:40会場着、受付、B1で待機、18:02開場、18:13前説。
「一部」18:20開演~18:54。おふたりのダンス。ギターの柔らかな旋律→鋼質なノイズ。勅使川原さんと大石さんのトーク19:10~19:35。
~B1でドリンク~
「二部」20:09~勅使川原さんのおとぼけで始まった「2014年上演作品の振り返り」、質問コーナー。勅使川原さんのお話はどんどん広がるだけではなく、たくさんの横道に入り込んでしまうので、隣に座っている「ミラーボールの女王」はときどき軌道修正するのでした。
22:11ピアノ曲による勅使川原さんソロ~22:40。
B1へ戻って乾杯...気がつけば5時間弱(昨年は3時間だったとか)。
勅使川原さん、佐東さん。先日の公演が印象的な鰐川さん、加藤さん。そしてスタッフのみなさん。KARASのいろいろいな体験が甦るとてもよい時間でした。
4月の「パフューム」はただチラシの雰囲気に誘われて観に行ったわけですが、そこから、毎月、19回目(上映会、再演、「ビヨンド(2014/12@イースト)」含む)。1公演で2回観ることも少なくないので、観ている方としても少しは「Update」できたのかもしれません。
独創的な身体表現は他に類を見ないもの。
先日読んだ、佐渡裕さんの「棒を振る人生(PHP新書)」の副題は「指揮者は時間を彫刻する」。このコトバをみたとき、APPARATUSのこの「部屋」でみているのは、ダンサーが創る、「時間と空間」の彫刻、その流れに沿い、逆らいながら、たちまち姿を変えてしまう永遠の彫刻なのではないかと思うのでした。
年明けすぐ、7日から公演が始まります(1月で3作品)。
「二部」が始まるので会場へ入ると、真っ白な雪の衣をまとったような方が舞台上に...右手で差し出している丸いものは、スイカでもなくメロンでもなく、ましてや巨大かぼちゃでもない...ピカピカのミラーボールでした。「おひとついかが」とでも言いたげな表情...佐東さんしかいないはずですが、びっくりしたのですぐに佐東さんのイメージを再構成するのでした。