実演鑑賞
満足度★★★★
自分は初見なんですが、評判の高かった作品の再演です。上演時間80分・出演者5名。会場はアットホームに狭い空間(笑)。小品です。
ですが…劇団の主宰でもある、飯塚未生さん演ずる「キリコ」。小劇場演劇の世界にいそうでいない、コケティッシュな魅力の、上埜(うえの)すみれさん演ずる「ミカちゃん」。このお二方の、友情と愛情と希望の入り混じった関係…正直言うと、途中でエンディングが読めたんですが、そんな些細なことなぞ、押し流してしまうほどの感動、ラストシーンで体感しました。ガサツなオッさんのハート、ちょいと震えました。セリフの一つ一つが、劇伴が、スクリーン越しに透ける影絵のようなシルエットが、滑らかで繊細でシルクのスカーフのような手触りの芝居でした。
無題1514(15-202)
11:00の回(晴)。
10:33受付、開場。天井~壁に大きな布が吊らされ、舞台中央には「円柱の台(同じものだろうか)」。
初演(2012/7@教室/上智大)を観ていて、登場人物も増え、また違った雰囲気でした。
ただ、物語としての落ち着き(わかりやすさ)はもうひとつかなと感じました。
10:35/11:03前説(80分)、開演~12:23終演。片山さんの回(7月の「煙管」観に行きたいと思います)。
満足度★★★★
カラスは…
荒削りながら演出の想いと役者の表現力が前面に出た、繊細でいて力強い舞台だった。異性からは計り知れない女性の感情と思考の螺旋模様がうなずけはしないが、考えさせられるところ。演出が主演も兼ねてるならもっと我儘に心根をさらけ出しても面白かったかも。
ミカちゃんの甘い語り口、勅使河原さんの圧迫的な上から目線、難しい主旋律をより分かり易くしてくれた存在だった。
満足度★★★
また観たいと思わせる・・・
“ヅカ★ガール”初観劇。
満を持しての再演ということで、今回の上演には並々ならぬものがあるだろう。
当然、初演は観ていないので、初演との比較は出来ないが、
良く出来た作品だと思う。
全てを語ってしまうのではなく、観客に考え(想像)させる脚本がいいと感じた。
また観たいと思わせるのだ。