アノコノトナリハ、ユズレナイ 公演情報 アノコノトナリハ、ユズレナイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    若手公演です
    若手の作演出で、役者は過半数が新人での公演でした。
    原作がロミジュリなので、ストーリーはお約束です。
    劇団員メンバーと、ちょっと古い新人と、本当の新人の差が垣間見える感じがありますが、しっかり最後は泣かせてくれました。
    舞台の割に大人数での公演ですが、ごちゃごちゃせずに、きっちり作ってあります。オープニングダンスは全員出てますが、なかなかの見せ場でした。

    ネタバレBOX

    今回は若手公演なので、そとばこまちの看板の南園さんは出ていませんが、佐藤さんが主役の短慮のロミオを男前に演じていました。一方新人の坂本さんが口のきけないジュリエットを演じてました。彼女は佐藤ロミオより背が高いのですが、そんなことは全く気にならない可愛らしい可憐なジュリエットです。
    彼女の最後の「ロミオ!」の一言が、分かっているのにジーンとくるシーンでした。
    また今作大活躍がジュリエットの乳母で客演の加藤遥子さん。ちょっと騒々しいのが、ぴったりの役どころでした。
    この作品で光っていたのが、敵役の岡崎君。嫌なやつでした。それと和尚のくぼた君。お笑い担当的な彼ですが、今回は中途半端な役立たずの和尚を演じていました。この和尚のせいでみんな死んだと私は思った!
    最後のオチは、「人じゃなかった!?」というのは無理やりですねww
    でも新谷君の次回作を期待します。

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