This is 30 公演情報 This is 30」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    名作は劇場を選ばず
    タイプが違う男3人が楽しませてくれる会話劇!
    良い作品、劇団員がいればどんな場所でも劇場になり、良作は生まれると感じました。

  • 満足度★★★★

    新たな方向?
    今までとは少し違った感じの内容の公演でしたが、これもアリかな!?と!三兄弟の絶妙な関係性にやり取り、楽しかったです!

    ネタバレBOX

    兄の元カノと付き合う部分と、歌の使い方は以前から引き継いでる感じですね。最後の道に迷ったあたりはなくても良かったようにも思いました。そのかわりにもう少し元カノと付き合うところでの心理描写やエピソードみたのも観たかったです!
  • 満足度★★★★★

    素晴らしかったです
    ほぼ素舞台だけどずっと面白かった。さすがです。

    ネタバレBOX

    登場人物が皆魅力的で続編を期待するレベルでしたが全員劇団員なら今後の公演も観に行きたいですね。物語も恋愛もこの車でさえ行き先はわからない。そんな3人の兄弟のキャラクターや笑いのバランスが絶妙でした。丁寧に繰り返すシーンはこの芝居の肝でしたがさらにあてのないドライブでもう一個のっかったことで深みが出てました。
  • 満足度★★★★

    緩いけど温くない、いやむしろ熱い
    全く初見なので、毛色が違うと言われているこれまでの作品と比べられませんが、男性キャスト3人のキャラとそれぞれ違ったダメ男テイストが絶妙で普通に面白かったです。

    しかし、男のいい加減な計画性の無さと成り行き任せ感に、ああ女性は男のこう言う所に対して静かに怒っているんだなあと反省。

  • 満足度★★★★

    良質
    これまで観たシンクロ少女とは一風,色が変わった作品。でも,面白さ,人の心の動き,表現力,相変わらずお見事である。やはり,名嘉友美さんの作品は素晴らしい。時間的にも90分以内でスパッとまとめており,まったくもって飽きることなく物語に集中していられる。3兄弟の物語であるから仕方ないが,個人的にはもっと名嘉さんの登場場面が観ていたかった。

  • 満足度★★★★

    羨ましいくも笑える3兄弟
    もう今週末で終わりなんですね~
    私も3兄弟(末っ子)なんですが、
    こんなにも、個性バラバラでも結局円満な兄弟は羨ましい。
    同じシーンを2度繰り返して意味を変えたり
    上手い演出でいい話としての側面も多分にあるんですが
    長男のテキトーさに巻き込まれて、下2人に険悪な関係も
    吹き飛ばしてしまう、楽しくて爽快なお話
    (明け方の表情は全然爽快じゃないし、笑えます。)
    本当に、フライヤーみたいな状況じゃないけど
    命の危機を妙な音楽で乗り切る、コメディのようなお話です。
    チケット代金、安すぎて申し訳ない。
    観るべし!

  • キャラクターが
    三兄弟しっかり分かれていて面白い。
    兄弟だから、ここまでバラバラな3人でも一緒にいられるのだなと思う。
    特に「愛すべきお馬鹿さん」な長男のキャラクターがよかった。

    奥行きがある割に随分前の方で演じられるなとも思ったが、押し付けがましくなく、程よい空気感で最後まで楽しめました。

  • 満足度★★★★

    みてきた
    みてきましたよ、最終的には気概のようなものを感じましたよ。

  • 満足度★★★★

    いきあたりばったりな男達
    楽しい方へ楽しい方へのチョイス、その先はどん詰まりか?

  • 満足度★★★★

    得も言われぬ気持ちに・・・
    開演間もなく、三兄弟の物語とわかる。
    私自身も三兄弟なので、どんな物語になるのか興味津々。

    話が進んでいくうちに、「ん・・・?、えっ・・・」、

    まるで、私たち三兄弟をベースに脚本を描いたと思えるほどもので、
    ほぼ、劇中の当事者である私は、この舞台をどう観たらいいのか・・・、

    得も言われぬ気持ちに・・・。

    こんなことってあるんですね。

    作品としては良く出来ていると思いました。

  • 満足度★★★★★

    迷える30
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。80分。

    ネタバレBOX

    兄貴(泉政宏)…38。ツタヤ勤務の父子家庭。何かあんまよくないことで妻を亡くしたらしい。借りた金も返さない「チンピラ以下」な兄貴。イケイケ。
    タクミ(横手慎太郎)…35。次男。作家志望。8年付き合ったミナにふられる。ジュンがミナと結婚すると知り、キレまくる。ヒトの家で寝るのが怖い。先を考えるのが苦手。
    ジュン(中田麦平)…30。商社勤務。ミナと出会ったその夜に中出しして子を授かる。ギリギリゆとり世代でない。
    ミナ(名嘉友美)…35。元タクミの彼女でジュンの婚約者。先を考えないタクミに愛想を尽かす。

    タクミとミナが別れて5年。ジュンの誕生日に兄貴の妻の墓参りをする3人。ジュンの告白から一転、高速を走る車で罵りあって気づいたら雪国で、バッテリー上がっちゃって、付近の民家で一夜を明かし、ぐったりして家に帰る…。

    序盤のタクミとミナの会話の、小説の書き方と人生の設計とか、行き先のなく高速を走り続ける車と人生の終着も見えなくて時間が過ぎていく男3人の姿とか、シーンと意味のシンクロが愉快。
    友達だったら絶交してそうな事柄でも、なんだかんだ互いを求める兄弟「愛」が眩しい。雪の中の行進とか、民家での添い寝とか。

    30越えても子供な感じな大人(男)たちってっいうかわらしさが滲んでて良かった。30越えて、あのテンションはなかなか得られないだろうなと。兄貴の「楽しかった」という一言が沁みる。
  • 満足度★★★★

    劇場空間との差
    面白かったです。ネタバレにて。

    ネタバレBOX

    スタジオ空洞の小規模なスペースに平台や椅子を並べただけのほぼ素舞台。劇場空間のむき出し感と演技の質感の差に戸惑いながらも、慣れればすんなり物語に入ることができました。

    俳優4、観客10くらいだったので観客の反応を濃く全体で共有し、それがかなり独特の空気をつくっていたんじゃないかと思います。
    決して難解な作品ではないのですが、おそらく僕以外にも劇場の空気とかを感じて「どう観たらいいのか」と戸惑ったお客さんはいたのではないでしょうか。兄のトゥモローの後の拍手が最高に面白かったです。

    個人的に私が男三兄弟ということもあって未来に思いを馳せながら観ていました。中田麦平さんの演技の強度はちょっとすごいです。毒きのこちゃんとの差に驚きました。

  • 満足度★★★★

    計画性
    あってもなくても楽しい人生です。まだ30代だもの。

    ネタバレBOX

    行きあたりばったりで脚本作りをする次男は生き方も行きあたりばったりで、それに嫌気を差して去った彼女は数年後に彼の弟と知り合い、その三男は計画性のある生活を送っていたものの酔った勢いで計画性のないことになってしまい、30歳になったこともあってこれが幸せなのだと自分に言い聞かせ結婚を決めました。そして、弟たちから無心するようなだらし無い性格の一番上の38歳の兄貴と35歳になった次男を誘い、兄貴の亡くなった奥さんの墓参りにかこつけてそのことを報告しようとする話。

    三者三様、計画性がなくても何とかなる人もいれば、計画性がなくて振られる人がいて、計画性があっても計画通りに行かない人もいる、楽しいおバカ三兄弟でした。

    長男役の泉政宏さんの歌うトゥモローが素晴らしく、下手なミュージカルよりも素敵でした。
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    3兄弟のロードムービー的会話劇。等身大プラスアルファの内容で、少し身につまされて、大いに笑える。今までに観たシンクロ少女とはちょっと毛色が違うけど、こんな作風好きだなー。

  • 満足度★★★★

    シンクロ少女としては異色?
    シンクロ少女としては異色のポンコツ三兄弟のロードムービー的コメディ。
    兄弟を持たない身ではあるが、もしもいたらあんな会話になるんじゃないかな?と時にニヤニヤ、時にワッハッハ。
    である一方、兄弟愛というか兄弟の絆的なものがしっかり根底に流れていて、ちょっとホロリとしたりも。
    また、挿入される時制の異なる場面が観ているうちにいつのことかとかすんなりワカるのも巧み。
    さらに、プロローグで語られることが本編の展開を暗示していたり、三兄弟の個性を「ある場面」の選曲で示したりするのも上手いし、ご多分に漏れず末っ子(中田麦平、イメージチェンジ!)がしっかりしていて「そうだよねぇ…」みたいな(笑)。

    ネタバレBOX

    あと、序盤でクルマに見立てた椅子を方向転換の度に移動させるのには笑った(往年の惑星ピスタチオも想起)が、実はすぐあとの場の演技スペース確保のためでもあったと気付いて感心。
  • 満足度★★★★★

    彼らの行く先には何があるのか。
    なんか楽しかった。笑った。よく笑ったな。

    ネタバレBOX

    30代の三兄弟のはなし。
    一番上の兄弟にお金をせびるマイペースな兄貴(泉政宏)。
    やりたいことをやっているが優柔不断な次男タクミ(横手慎太郎)。
    堅実で真面目な三男ジュン(中田麦平)。
    タクミと8年付き合った元カノ、ミナ(名嘉友美)。
    家族の墓参りの帰り道、各々言いたいことがある三兄弟が・・・。

    もう30過ぎてちょうど自分にとっても年代がど真ん中だった。

    ああいった兄弟というか、先輩後輩や友人でも
    色々共感できる関係性でなんだかんだ持ちつ持たれつなのが良い。

    彼らの行く末は暗にシンクロ少女という劇団の行く末なのか。
    そう思わされる台詞のやり取りが自然で面白い。

    自分にも重なるから、
    悲哀とか鬱屈とか絶望とまではいかないけれど、
    マイナスなものも感じられそうなはずなのに、
    この作品を観ていると
    なんか別にそんなに暗いわけでもないなと思えたり。
  • 満足度★★★★★

    一見シンプルだけど・・
    若さだけでは難しい舞台なんだなぁ・・

    舞台の上ではちょっとピッとしない兄弟を演じているようだけど、
    役者としてはチラシ通りの決死の演技。

    生半可な気持ちでは臨めない舞台なんだなぁ・・

    ネタバレBOX

    末っ子は兄たちの失敗?を見て育つ。

    事前に失敗を予測して、一番うまい方向を向いて人生をわたっているようなんだけど・・・
    兄達もそんな末っ子を見ても結局は憎めない。

    小さいころから見ているから、何を言われても結局は可愛くてしょうがないのかなぁ。

    長男はいつまでたっても兄貴のまま。心の中は。
    奥さんを亡くしてなのか、子供(男の子)をかかえて月収13万円のバイト生活で子供に妖怪ウオッチの何か?も買えないまま、弟たちにへこへこして借金しても。そのお金もスロットにつぎ込んでしまいそうなんだけど。

    次男は夢を追いかけつつも、自分に決定的に足りない何かに気づけていない。
    8年間付き合って捨てられた女性にはとっくに視線で伝えられているにもかかわらず。
    3人の兄弟のなかで一番失うものが少なく見えるにもかかわらず、一番最後に雪の中に飛び出す。そして一番最初に倒れる。

    みんな、ののしったり取っ組み合ったりするんだけど、それだけで終わらない。
    ちゃんと物語として成立する。

    ・・なんでなんかなーと思ったら、答えは凄く簡単なんだ。
    みんな凄く優しいんだ。世渡りが下手なだけで。次男はちょっとわからんけど(苦笑
    でも、それって次男が作家志望ということを考えればうなずける気もする。

    長男は奥さんを亡くした後定職にもつかない。つけない。
    末っ子は甥の自転車代(この子が自転車が欲しいって言ってたのを覚えてたんだね)と勘違いしてぶつくさ言いながらも3万円長男に貸す。

    こういうのが結構ある。あちこちに。
    分かりやすい優しさというのはほとんどない。
    でもよく考えてみるとお互いがお互いを思いやってるんだってわかる。
    だからあんなに無茶苦茶に怒ったりできるんだ。

    でも、優しくて心が少し弱い分、世渡りは下手なのかもしれない。

    それでも何とか生きていこう。やっと。
    そんな凄く小さいけど大きな物語が舞台美術なんかほとんどない、身一つで演じられる。

    裸の心で観客の至近距離に立つわけだから、大劇場の比じゃない。
    凄いな、と思う。思った。
  • 満足度★★★★★

    そこはシンプルに
    一部解りづらい箇所が有ったもののとても楽しめます!

  • 満足度★★★★★

    無題1370(15-018)
    15:00の回(曇)。14:31受付、開場。

    入って右壁沿いに客席(ミニ椅子+パイプ椅子)。中央にその昔小学校で使っていたような木製の椅子が3つ、下手4段、上手1段(椅子とベンチ)の台。客入れは「Journey」(ベスト盤でしょうかね)。

    14:57前説(75分)、15:03開演~16:20終演。

    墓参りで久しぶりに集まった兄弟のお話...ですが、とーぜん、とんでもない展開になり人生の悲哀をことごとく吹き飛ばす3人の、泣き、こけおどし、怒り心頭を仲良く川の字に並べた愛の物語。

    ネタバレBOX

    今回も「Queen」、絶唱。

    メインは3つの椅子(実は車のシート)なので中央寄りの座席がお薦め。

    泉さんの「長男」、ひたすらゆらりゆらりと、流れる様、思わずホッとし、笑ってしまう。

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