満足度★★★★
愛と悪と人間。
医学的なベースの元はともかく、悪いって何が悪いのか。テーマが良かった。高校生も結構見に来ていたようで、性描写もあったが倫理的なものとして見せるのにも良いかもしれない。舞台美術はもっと力を入れて欲しかった感じがある。セットの配置などは面白い。
変なところで笑いもあったが、高岡蒼甫さんにあえてやってもらうことにも意義があったのかもしれない。自分のことを棚にあげる人、つまり傍観者かな。人としての哲学についてはとても考えさせられました。二時間くらいだったが、時間的なストレスはあまりなく観入ることが出来た。