満足度★★★★★
フィジカルシアター
1月24日マチネ観劇ストアハウスカンパニー「箱 -Boxes-since1998」@上野ストアハウス
すでに公演は終わってますが、ストアハウスコレクションと銘打って
2017年までアジアの団体と日本の団体が公演する企画です。
詳細はこちらの公式サイト参照
http://www.storehouse.ne.jp/ueno/collection2015.html
この公演は何度も再演されているフィジカルシアター(無言劇)です。
今回初見だったのだが、圧倒された。
箱を使い、男女が歩く、走る、くぐる、飛ぶ、逃げる、道を作り、壊し、また、作る。
箱は動く、積まれる、壊される。
作品を作られた方の説明は「夢の中の風景からの脱出」だそうだ。
観ながら私が感じたのは「人生」。
「生」と「死」そして「生まれ変わり」だった。
動く足音、着地の音、そして、頬に感じるのは俳優の動きによる、風の流れ。光り輝くのは、肌を伝う汗。芝居が進むにつれての、眼の変化、頬の筋肉の変化、視線の変化、繋ぎ合う手の動きをみていると
そんな気がした。