人形劇俳優たいらじょうの世界 水上勉原作 「はなれ瞽女おりん」  公演情報 人形劇俳優たいらじょうの世界 水上勉原作 「はなれ瞽女おりん」 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★★

    1階席はほぼ満席でしたが2階席は最前列が埋まっていたのみでした
    開演は5分以上遅れました

    千切った紙が積まれた山を中央に置き、
    黒い衝立や台を用いての場面替えを黒子さん3人で上手に見せていました。

    客層はやはり高齢者が多くて女性の方が多めにも思えました

    1幕70分→20分休み→2幕60分 だったかな

    たいらじょうの一人芝居って感じですが、
    布製の人形の出来といいなかなか印象に残る舞台でありました。

    普段は作品の余韻に浸って欲しいからと、アフタートークはしないそうですが。
    自らの作品情報拡散の為に劇場スタッフさん(40名近くいるそうですよ)のコトや、自らの作品である人形の紹介+写真撮影会として行って下さいました。

    UPで見る人形はインパクト強く記憶に残ったであります。

    ネタバレBOX

    「あたしは脱走兵と旅をした」って感じですかね(^^) (Jörmungandr風に)

    ~新年初観劇作品~です

    おりんの生い立ちから瞽女の生き様、はなれ瞽女になり出会った数々の人たちとの話を織り交ぜて亡くなるまでが舞台で表現されました。

    瞽女(ごぜ)・・・盲目の三味線を弾き歌う旅芸人。手引きと呼ばれる目の見える者を含め、数人単位で行動する。戦前頃まで新潟や東北に存在した。庶民の情報源であり、娯楽でもあった。

    はなれ瞽女・・・決まりを破り男と寝たりして破門にされ、一人で行動する瞽女。 瞽女に留まらず、遊女や夜鷹にまで身を落とす者も多かったらしい。

    映画でも作品化された話ですが、人形一人芝居では四季やナレーションで時間・時代の説明はわかり易かった。

    20分の幕間中にロビーで白いシェフ服さんが、¥500で5個入りシュークリームを販売してるのには高級感が味わえたです(^^)

    ちなみに劇場ロビーから富士山が見えることも初めて知りました。凄いな~さすが国立ってことかしら?

    一人芝居&人形などを考慮すると、万人受けではないかなぁっと「お薦め!」にはしなかったです。

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