Truth of the snowstorm -トゥルース オブ スノーストーム- 公演情報 Truth of the snowstorm -トゥルース オブ スノーストーム-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    映画ロケの話はどうなったの
    説明だけ読むとシリアスな感じを受けるが、実は緩いサスペンスもしくはミステリーコメディといったところ。
    謎解きがあり、それなりに楽しめるが、キャストが多くて観客なりに推理しようにも難しいと思う。また猿蟹屋敷に居る…

    ネタバレBOX

    映画監督が妹を自殺に追い込んだ女性(女優)をロケ中に殺害しようとするストーリー。その復讐が”猿蟹合戦”を模するような仕掛けで観せようとする。プロローグで監督と屋敷に居る”山の神”の約束事が描かれるが、その関連付が冒頭である必要があるのだろうか。山の神なる怪かしを登場させなくとも十分話は面白い。推理ものならば、すべてお見通し(俯瞰)というものがいては興ざめだ。


    奇を衒わず、もっと現実感に則した芝居であっても面白いと思う。
    今後の公演に期待しております。
  • 満足度★★★

    猿蟹屋敷。
    その名は猿蟹合戦からきて、
    ということで掛けられていた猿蟹合戦の絵はどれもいいかんじでした。

    それ以外は、うーん。

    全体的にバタバタした動きが多かったような印象でした。
    アクティングエリアを広くとりすぎていたような。

    脚本はどっちの方向に行きたいのか、
    色々と練り直した方がよかったのではというのが正直なところでした。

    ネタバレBOX

    で、結局このは=木花咲耶姫はなんだったの?

    ってなっちゃいますよねあれだと。

    最初からいたキャラなのか、途中から追加で考えられたキャラなのか。
    どっちにしても、なんだかなあ。
  • 満足度

    低レベル
    脚本、演出が雑。役者にも面白みが無い。
    このレベルで3800円はボッタクリと言わざるを得ない。

    ネタバレBOX

    前半はコメディ、というよりコント。誰かがボケて主役がツッコミを入れるというパターンが延々と続く。
    そのネタも、写真家がカメラとぬいぐるみを間違えて持ってきてしまうとか、役を崩壊させたり、リアリティを失わせたりする物が多い。
    登場人物が何の脈絡もなく次々に現れ、増えていくのにも辟易。

    後半は推理劇。というか、ミステリー風にしてるだけで客が推理して楽しめる作りではない。脚本家は推理小説とか読んでないのだろうか?
    そもそも、劇中で起きる連続見立て殺人"未遂"事件とやらがイタズラの域を出ないので犯人を推理する価値が見出せない。ちなみに犯人がアリバイを確保したトリックは「共犯者がいた」

    そしてラストは感動させようとしているのだろうが、全く的外れ。遺書に「○子に裏切られて絶望した」と書いて自殺し、犯行の動機にもなった犯人の妹が、森の神に乗り移って現れ「○子を恨んでない」とか言っても・・・。前半散々色んなひとにツッコミ入れてた主人公に「じゃあ、遺書に書くなよ」とツッコんで欲しくなった。

    ついでに書くと、映画を家庭用ビデオカメラ1台で撮る設定と、ミステリー物に森の神を出すのは止めた方が良いと思う。
  • 満足度★★★

    一強他弱
    前回と同じような印象を受けました。

    ネタバレBOX

    とある映画監督が、妹が自殺した原因となった女性を撮影中の事故に見せかけて殺そうと画策したものの、山の神の出現もあって最悪の事態が避けられ、まーるく収まった話。

    話の展開は面白かったのですが、登場人物が多く、誰々さんと誰々さんが席を外していたと言われてもピンと来ませんでした。時々写真家の誰々さんとか言ってもらえると助かります。

    そのくせ、塩澤さんのツッコミが説明し過ぎだと感じたのは前回と同じです。演目が変わっても同じ印象なのは、この劇団における塩澤剛史さんの存在が大き過ぎるのが敗因なのではないかと思ってしまいます。

    山ちゃん似の俳優さんは面白くて実力があってさすがの演技ですが、准教授の俳優さんと少しキャラがかぶりました。

    山の神が妹の口伝えをしたところなどは安直な幽霊物そのもので、大嫌いな手法でした。
  • 満足度★★★

    違和感
    舞台設定がよく解らなかった。本当に冬山?なのかと思ってしまうような衣装や小道具がチラホラ。冬山でスチールの写真家がリュック一つの装備はまずあり得ない。車が通行できないほどの吹雪で、その格好で外に行くの?と違和感が終始気になってしまった。でも前半のコメディタッチの展開は楽しかった。速巳さん、面白かったです!

  • 満足度★★

    うーん・・・
    まず一番気になったのは足音のうるささ。前半のコメディタッチなところでドタバタとなるのは分かるんだけど、それでも足音は少し気にしてほしかったなぁ、と感じました。時々足音がうるさすぎて客席が小さな地震か?と感じるくらいに揺れるときもあったほどでした。
    そして何より見ていてがっかりしてしまったのは話の支離滅裂さ。
    コメディタッチでいくならそれを貫いて最後まで面白い展開にしてほしかったし、ずっとコメディっぽい笑いを誘う展開でいってるのに、突然真面目なシーンになってしまったときには、観客が置いてけぼりになった感覚でした。
    話があちこちに飛びまくっていて、ついていけない、といったところ。
    コメディにしたいのか、もしくは観客に涙してほしいのか、何を観客に訴えたくて、何を観客に求めてこの脚本が書かれたのか、さっぱり分かりませんでした。

    役者さん1人1人はとても個性豊かで演技が輝いていただけに、話のまとまりのなさが余計にもったいなく感じてしまいました。

  • 雰囲気は いいんですけど
    びっくりなのは 登場人物の多さ。そしてやたらバタバタと駆け回る。声がキンキン響く。ひとりひとりみると素敵な役者さんもいるのに 失礼だけど 客席もろくに見ず いっぱいいっぱいで演じてる感じに見え、私も辛くて時々下を向きました。

    いろいろごっちゃに詰め込みすぎ!こんなに登場人物がいて スッと共感できるキャラクターがいなかったのも私としてはハズレ。


    最初に 劇団のひとが 上演前の挨拶と注意事項を話してる時も 客席の温度があたたまらなくてかわいそうな感じだった。

    でも 終わってロビーに出たら もう役者さんたちがそこにいて

    ありがとうございました!って ほんとにハートのある声で送り出してくださいました。

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