満足度★★★★★
観劇していただけて感謝
今回はISIS問題が現実になってしまったことで、この公演に来ることをためらった方が多かったと聞きました。本来は安倍政権の「集団的自衛権」に対してのアンチテーゼがメインだったのですが、まさにこの芝居の裏設定でもある「集団的自衛権=日本が戦争放棄しなくなった」ということ、そして日本にいままでいなかったはずの『敵国』が生まれるということが現実になってしまいました。安倍シンゾウさんが想像力不足なのか、想定内なのか。日本はISISはじめテロリストの攻撃対象になってしまいました。
満足度★★★★★
次回の公演も観に行きたい
決議を退席したおバカな国会議員と同じように、イスラム国とやらの残虐なテロ行為を肯定するのかと連想されるパンフで、受け手によっては間違ったメッセージとして受取りかねないようなメッセージを発信する劇団ではないかと、正直なところ予約をしたことに芝居の始まる前から、後悔してしました。
ところが、前説が始まり、研究生という女の子が劇団員にムチャ振りされて、ペットボトルのマイクで一曲歌いきってしまった舞台度胸に、まず肝を潰され、芝居が始まる前から役者さん達に魅力を覚え、期待が膨らんでしまいました。
次回の公演も観に行きたいです
満足度★★★★★
たくさんの皆さんへ必見!
作者の昨年の構想の段階から、この二週間ほどの間に映像に晒されている、世界情勢を見ていたかのような題材に驚いています。
生々しい現実と虚構の世界。観る前は、足の重さも感じました。
世の中の厳しい出来事は日本古来から、狂言や落語、歌や詩、お芝居などに民衆がそれぞれの強い思いを共有する貴重な場所なんだと実感しました。観て感じて考えて、尊い毎日の糧になる作品でした。
雀組は題材は刺さりますが、見た後に必ず希望をプレゼントしてくれます!