満足度★★★
迷走クレオパトラ ゲネプロ回
良い事が書けなくて恐縮ですが。
飽くまでもゲネプロで感じた事、ということで。
女体シェイクスピアと言うことで、全キャスト女性が演じていましたが、男役は男性が演じた方が普通にいいのでは、と感じてしまった。
これはフォルムの問題でもあるし、芝居の本質ではないのかもしれないけど。
昔観た芝居で、観劇後、言われるまで男役を女性が演じていたのに気がつかなかった事がありますが、そういう事かなと。
女性で集まった中で貴方は男役、なのではなく、男女混合で集まったとしても貴方には男役を演ってもらいたい、じゃないと客としては「何で男性入れないの?」という疑問が残ってしまう。
て、女優さんたちに対して酷いこと言ってますね。。
柿喰う客が関わったものとしてたまらんファウスト(と言うか自分はこれしか観てない)がとても良かったですが、玉置玲央さんなりが男性側の主役やったとしたら凄く印象変わっただろうなと言う事を思ってしまった。
あとゲネプロと思えば指摘するのも申し訳ないのですが、案内する人たちの声が小さ過ぎる。
端まで届いてないので、どうして貰いたいかがよく分からず。
自分はやっぱりスタッフワークの方が気になってしまうのだなあ。
最前列に固まって座らされたのだけど、舞台の見切れが気にならないか観て欲しい、と言っていた様。
それ自体はちょっと良いよね!
そういうのを粋に感じて張り切っちゃう人もいるでしょう。
だからこそ、もっとはっきりと、もっと魅力的に案内すればいいのになと感じました。
折角ゲネプロなんだから、ゲネプロでしか体験出来ない楽しみ方が出来たら良かったし、折角二本立てなんだからもう片方を観たいと思わせて欲しかったなー。