満足度★★★★★
お見事!
素晴らしいコメディ音楽劇…ストライクゾーンに速球が来た感じである。良質な笑いを誘いながらも、しっかり社会批判を込める。それも正面から堂々(シニカルではない)と行うから誰にも分かる。本当に10年後には現実になっていそうな物語である。
舞台は、宗教(修道院)…そこに政治的な話題(寄付金に課税)を取り上げ、さらに修道士達の人間としての苦悩が…どちらかと言えば避けてしまいがちな設定であるが、上手く描いていた。
また、音楽劇…専門家ではないキャストの味わい深い歌声は、温かみがあり印象に残る。なにより歌詞が、劇中のセリフとして生きている。
今「音楽劇・聖なるかな」は、4年前の男性版として上演しているが、更に条件・状況を変えて再演してほしいものである。
全てにおいて満足した公演でした。
満足度★★★★★
珠玉の劇中歌!
音楽劇ということもありますが、素晴らしい劇中歌の数々に楽しませて頂きました。登場人物も見事な感情表現!ところどころに織り混ぜられた笑いもツボでした。かなりお奨めです♪