10月邦楽公演「文楽素浄瑠璃の会」

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実演鑑賞

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2014/10/25 (土) ~ 2014/10/25 (土) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2014/10139.html?lan=j

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
平成26年度(第69回)文化庁芸術祭協賛
 文楽素浄瑠璃の会

楠昔噺(くすのきむかしばなし)
 碪拍子の段(きぬたびょうしのだん)
      豊 竹 咲甫大夫
      鶴 澤 清   介   

菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
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公演詳細

期間 2014/10/25 (土) ~ 2014/10/25 (土)
劇場 国立劇場 小劇場
出演
脚本
演出
料金(1枚あたり) 3,400円 ~ 4,900円
【発売日】
【一般】4900円
【学生】3400円
※障害者の方は2割引です
公式/劇場サイト

http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2014/10139.html?lan=j

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 平成26年度(第69回)文化庁芸術祭協賛
 文楽素浄瑠璃の会

楠昔噺(くすのきむかしばなし)
 碪拍子の段(きぬたびょうしのだん)
      豊 竹 咲甫大夫
      鶴 澤 清   介   

菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
寺子屋の段(てらこやのだん)
     豊 竹 咲大夫
     鶴 澤 燕  三  

恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)
道中双六より重の井子別れの段(どうちゅうすごろくよりしげのいこわかれのだん)
      豊 竹 嶋大夫
ツレ 豊 竹 靖大夫
      野 澤 錦  糸
ツレ 鶴 澤 寛太郎 


『楠昔噺』碪拍子の段
 昔話さながらに「むかしむかしその昔、祖父(ぢい)は山へ芝苅に、祖母(ばば)は川へ洗濯に…」と語り出す、通称「どんぶりこ」とも呼ばれる一段です。
 老夫婦はともに再婚で、実は互いの子供が楠正成と宇都宮公綱(きんつな)という敵同士。そこに通り掛かった人々が、天王寺での正成と公綱の戦の様子を語って聴かせます。互いに相手の子を誉め合う夫婦のほほえましいやりとりが、河内国の片田舎を背景に始終のどかに繰り広げられますが、この後、二人は鎌倉幕府と南朝方との戦の渦中に巻き込まれてしまうことになります。


『菅原伝授手習鑑』寺子屋の段 
 寺子屋を営む武部源蔵は、菅丞相の子菅秀才をかくまっていますが、その詮議が厳しく、菅秀才の首を差し出すように命じられます。源蔵は寺入りしたばかりの子供を身代わりに立てて窮地を脱しますが、身代わりの子は敵方であったはずの松王丸の子・小太郎だったのです。やがて、菅秀才の命を守るためにわが子を犠牲にした松王丸夫婦の辛い決断が明らかになります。
 菅秀才の命を助けるために苦悩する源蔵の姿、緊迫の「首実検」、松王丸夫婦の悲しいわが子の野辺送りの「いろは送り」まで、息もつかせぬ展開で、時代物の中でも最も名高い一段です。


『恋女房染分手綱』道中双六より重の井子別れの段 
 『恋女房染分手綱』は近松門左衛門の『丹波与作待夜の小室節』の改作で、なかでも「重の井子別れ」は親子の悲しい別れを描いた名場面です。
  偶然再会した親子は、今では母の重の井は由留木家の乳母で、子の三吉は馬子。三吉の切ない思いに胸も張り裂けそうになりますが、重の井は母と名乗ることもできず、冷たくつきはなします。
 明るく華やかな「道中双六」は、この後の「重の井子別れ」と対照的で、重の井の悲しみを鮮明に浮かびあがらせ、段切で三吉が健気に唄う「馬子唄」は母の胸に突き刺さるだけでなく、聴く人の胸にも深く響くことでしょう。
その他注意事項
スタッフ

[情報提供] 2014/10/04 06:21 by CoRich案内人

[最終更新] 2014/10/04 06:21 by CoRich案内人

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