満足度★★★★
難解に挑むが如く
冒険…学生時代にあこがれた言葉。あえて危険に身を置き、成功するかどうかの成否が確実ではないが、”スリル”と”興奮”という刺激を求めて挑戦する。漠然としているが、なんとなくカッコよい。
しかし、そんな思いとは裏腹に現実の生活にどっぷりはまり、数十年が経った。
そして、清水邦夫原作の「戯曲冒険小説」を拝見したが、結構難解かも…。
演出は同様の動作を繰り返さないよう、すでに舞台上の衣装とともに用意(陳列)されていた。原作を知っていれば合点がいくだろう。
演技は、ベテランが行っているので安定感があったが、擬声音(例えばビールの栓抜音等)が頻繁にあり耳障りに思った。実際、小道具もしくは擬飲料を使用したほうが良かった。
見応えのある公演でした。