2つの重力の間で 公演情報 2つの重力の間で」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★

    いってきた
    だめだ、こりゃ。
    暴行罪や強要罪にあたるんじゃないかと思うくらいのやな感じでした。
    (一部の)東大くんはなんでこんなことしちゃうんでしょうか。

  • 満足度★★★

    想像力がない
    二日続けて同じような構成のものを観ました。

    ネタバレBOX

    前の日に観たお芝居では日常の繰り返しを、夜、昼、薄暮の繰り返しで表現し、その後はある家族のどうでもいい長期に亘る思い出が語られていましたが、本作品では、朝起きてからの様子を描いた後、地球に壊滅的な影響を与える隕石が落ちることが分かってからの10年間をだるく描いていました。

    朝起きて顔洗って歯を磨いて身支度して外出して、出てきた人たちはみんな自らの日常をそう言っていました。顔洗ってから歯を磨くんだ、歯を磨いてから顔を洗う人はいないのかなと不思議に思いました。

    10年後に隕石が落ちて、即死でなくても気象異常で食糧不足になって数年後に死ぬとなった庶民はあんな風に毎日働きに出るのでしょうか。労働意欲なんて無くなるだろうし、かと言って略奪生活だけで10年持たせるのも大変ですからある程度までは普段通りなのかもしれませんが、ある時点で決定的に変わるのではないかと思います。そこら辺りを描いてほしかったです。

    模型の電車を使っての会話は、かったるく尺稼ぎとしか思えませんでした。乾電池って結構持つものですね。
  • 満足度★★

    主観と客観の間で
    作・演出の岩城泰斗氏の頭の中では整理出来ていたのかもしれないが、観客からすると、描きたい叉は訴えたい内容が伝わってこない。演出手法、テンポも緩慢だった。
    着想は面白いが、それを表現しきれていない。
    自分が描きたいことを大切にする、一方で観客の目線を意識することも大切であり、バランスが重要であろう。

    舞台は、白線で12分割された四角い枠。後方は大きなデジタル掲示板という、ほぼ素舞台である。冒頭目覚まし時計を持って時刻をセットし、終演まで置いたまま…。

    ネタバレBOX

    公演時間90分が気になったのが、残念である。
    10年後に隕石が衝突し地球が消滅するという、限定状況における思考・行動を描きたかったようだが、同じ動作の繰り返し、無言状態におけるデジタル表示…。10年間を単にデジタルで年数を刻むだけである。時間の経過に伴う空気の流れ、意識・状態の変化など、表現の面白い部分が削ぎ落とされてしまった。デジタル表示による書簡のやりとりではなく、セリフの応酬が観たかった。

    ダンボール箱を積み上げては、女性が崩していく。これの繰り返しは何をイメージしているのか?
    段々と常識、非常識(線路を歩く、他人の家に上がり込み盗撮まがい)という境界が曖昧になり、狂気の様相を見せる場面があったが、深く踏み込んでいかない。
    滅亡が直ぐではなく、10年後という絶妙な設定が良かったのに…。老人なら諦め境地か、幼子を抱えた人は、独身の男・女は…どういう心境・行動をとるのだろう。

    今後の公演を期待しております。

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