プラテーロと私 公演情報 プラテーロと私」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題1223(14-271)
    20:00の回(曇)。19:53開場、20:12開演〜21:22終演、トーク〜21:48。

    2回目です。最前列右に追加席、3日間の公演、最終日。今夜特に感じたのは「プラテーロ…」という詩人が語りかける声に、反応する「プラテーロ 佐東さん」の演技、頭、上半身…目線も。

    ピッタリと寄り添う姿、自由に動き廻る姿、倒れ起き上がろうとする姿、両の手に感じるロバの背中、土地の匂いや日差しまでもが、ゆっくりと伝わってきます。

    10/5から6日間の再演(リクリエーション)が決まりました、また観に行きましょう。

    チラシの後面、「海外」の予定として「創作オペラ『ソラリス』」勅使川原さん台本演出とあったので訊いてみると、やはりS.レム(というよりはタルコフスキーの方でしょうか)の「ソラリス」だそうで、映像だけでもみたいものです。

  • 満足度★★★★★

    無題1219(14-267)
    20:00の回(小雨)。19:37会場着、受付、地下1階で待機、19:56開場。20:06前説〜21:16終演、〜トーク21:29。

    勅使川原さんの朗読、佐東さんの「プラテーロ」。

    先日観た「睡眠」とは、「パリ公演上映会」とは、今までの硬質な舞台とは、全く異なった作品。

    ヒメーネス著「プラテーロとわたし」は岩波文庫他で入手できるようです。訥々と語りかける詩人(朗読 勅使川原さん)、風の音、土の匂い、季節の香り、子供の嬌声、小鳥のさえずり、柘榴、カナリア、蜜蜂、蝶、薔薇、井戸…様々な情景が直接自身の内側にわき起こります。

    グレーの衣装、佐東さんはチラシにある「プラテーロ」、シッポもありますね…、ゆっくりと歩み、詩人の声に耳を傾ける、その仕草がなんとも愛おしい。行ったことも見たこともないスペインの田園を旅することができる1時間。

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