満足度★★★★
恐怖にすくむコメディ
起承転結の「転」が素晴らしかった。鈴木聡賞と優秀俳優賞を受賞した土屋兼久さんの独擅場、観ている者が緊張する音が聞こえそうな時間だった。
ネタ場面以外でも笑いがこみ上げる場面があり、コメフェス参加作品として悪くなかったと思う。が、初観劇時は上演中ほぼほぼ緊張してしまう羽目に陥った。芸人の世界の怖さを追体験する舞台であり、間違った受け取り方ではないと思うが、コメディ演劇フェスとして笑いに来た観客にとってはびっくりするものであったに違いない。
とはいえバンタムクラスステージのファンとしては全く問題ない(笑)。バンタムらしさに溢れた「シャンタンスープ」、新機軸の作品として楽しませていただいた。
満足度★★★
コメディではない
シナリオは良く練れていて観ていて飽きるものではないが、コメディではないと感じた。劇中の漫才もそれなりに観応えあるが、それならお笑いライブに行けばいい。今作はコメディアンを題材にした作品としては面白かった。
満足度★★★★★
コメフェスで無ければ……
素晴らしく良かった。
コメフェス6作品の中で物語に一番引き込まれた作品でした。
コメディという縛りが無かったなら、この作品に一票投じたかもしれない。
ただ、あまりにシリアスな部分の印象が強くて、笑いの場面も引きずられてしまいました。
全体的に印象に残るキャラクターが多かったです。
特にマネージャー役の土谷さんが良かったなぁ。
おどけている姿とブラックな姿のギャップが素晴らしかった。
満足度★★★
上手い役者が揃っていると思った
が、この作品には足りないところがあり、その魅力は活かされてないように感じた。
笑ったのは、ネタの部分だけだったし。
満足度★★★★
劇中ネタが秀逸なお笑い界内幕モノ/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
コンビ仲がビミョーな準若手漫才師とそのマネージャーを中心に話が進む、お笑い界内幕モノ。
コメディとしては少々ビターテイストが強すぎる気もしたが、劇中ネタの出来映えがとてもよく、それらに大いに笑わせてもらったので星は4つ。
コンビ名がそのまま作品タイトルになっている先述の準若手漫才師、彼らを脅かすニューウェーブコントの二人組、ベタネタと下ネタが得意なベテラン漫談家…どの面々のネタも実に“それらしく”仕上がっていて、笑いながらも感心させられました。
満足度★★★★
結構、真剣
コメディーなのであろうが、中身についてきわめてはまじめな話。
作者と役者の質の高さを感じさせられる。パンフではお笑いをとらない芝居を続けているとのこと。関西の劇団なので、東京で演じることは少ないと思うが、次回作も観てみたいものだ。
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/2014/09/23(火)の昼、目白で
[黄金のコメディフェスティバル2014]の
「グーチーム」の
『バンタムクラスステージ』の
【シャンタンスープ】
を観てきました☆
面白かったです。
観劇日記をブログに書きました。
満足度★★★★
安定した役者力
コメディかどうかは一旦おいておいて、純粋にひとつの作品として面白かった。バンタムさんの作品を観るのはまだ3本目程度ですが、今のところ一番すきです。
出ている役者さん達がみんな力のある方だなと感じました。安心して観ることが出来ます。
満足度★★★★
面白い
自分の為に備忘録をつけることにする。シャンタンスープ。笑いの質がとても高く、きけば関西から出てきたばかりだと。これが本場の笑いなのか俳優たちのスキルも高い、ベタに走らず笑いのパターンもいろいろだ。コメディフェスティバルと考えるとコメディかどうかは微妙かもしれないが笑えたのでよし
満足度★★★★
ネタが面白いし、話も良い。
初見の劇団さん、関西からやってきたそうで
関西だけど、実際にはコメディは初挑戦だったそうです。
同じように東京にやってきた芸人コンビの問題と舞台裏。
長馴染みなのか?コンビな微妙な対立の中、
披露される各芸人のネタがなかなか面白い。
王道の漫談に、シュール過ぎる若手注目株、
そして芸歴だけ長いピン芸人の今一なネタがちゃんとそのレベル。
最後は豪華メンバー総出演してくれるし、説明なくても解る結末。
魅せ方は上手い劇団さんだと思います。
初コメディなのが、良かったんじゃないでしょうか?
満足度★★★★
お笑いの裏舞台
コメディ作品というよりは、お笑いの裏舞台を描いた作品。お笑いなので、随所にお笑いのネタが散りばめられており、これが面白い。
公演中なので、以下ネタバレで。
満足度★★★★★
バンタム恐るべし
ハードボイルドな作品を得意とするバンタムがコメディに挑戦というだけでびっくりだが、その水準の高さに驚いた。
まず、脚本がしっかりしている。ストーリー設定だけでなく、言葉のひとつひとつが磨かれている。その上役者のひとりひとりが魅力的で個性的であるうえに、役者としてのスキルが高いのだ。
だから、若い人にはもちろん、鑑賞眼の肥えた大人のコメディフアンにも満足させられる作品である。
お笑いの世界をネタにしながら、演劇の魅力をしっかりと見せつけるというバンタムの力量にしびれたと言っておこう。