気がつけば、あした。 公演情報 気がつけば、あした。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★★

    気がつけば、あした。
    aibook『気がつけば、あした。』を鑑賞

    モノごっつエエ芝居でした。
    今年、舞台を数十本観た中で、四指に入る素晴らしい作品。
    役者として、こういう芝居が演りたい!と切に思える良い芝居でした。
    脚本も俳優陣も素晴らしかったあ〜!いや、眼福眼福。

  • 満足度★★★★★

    感動した
    どこにでもありそうな家族の物語を情感豊かに描いた秀作である。本当にある家族の法事前夜を垣間見た感じで、そこには坦々とした日常があった。そして現代社会が抱える悲しみも…。

  • 満足度★★★★★

    素敵
    素晴らしい会話劇。繊細で素敵な90分。明日も生きていこうと思えました。

  • 満足度★★★★★

    この余韻を 忘れまじ
    しみじみ しんみり じんわり

    気がつけば 明日がくるだけ というセリフは

    悲痛な叫びから 温かな生の証とかわっていく

    終わったあと 受け取った確かなものをこぼさずうちに帰ることだけ考えました


    この作品で 今年は 菊池さんの観納めです


    一足早いクリスマスプレゼント

  • 満足度★★★★

    あした
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。90分。

    ネタバレBOX

    朝子(岡まゆみ)…記憶障害的疾患の疑いあり。
    英治(瓜生和成)…朝子と同居。小学校の教師。朝子のため彼女に別れを切り出す。里奈と同じ天文部だった。
    良子(もたい陽子)…朝子に東京にくるよう説得する。洋平の子を身篭る。
    洋平(郷志郎)…良子の夫。医師。リアリスト。
    里奈(菊池美里)…良子の同級。天文雑誌の編集長で夫が自殺し失踪。抗鬱薬を使用。

    活火山がある地方の町。父の一周忌で帰省した良子らは、朝子の体調の件もあり東京での暮らしを薦めるが…。

    序盤から中盤までやや退屈だけども、洋平がお茶を淹れるとこから面白さが増した。あそこの空気感がとても上手い。作品的にも程よく緩まって味わい深いし。役者的にも5人ともうまかった。特に瓜生のちょっと偏屈そうな演技とか。

    記憶とか人とか大切なものを喪失する人々の話であり、そこから一歩踏み出そうとする話。朝子が良子に「早く寝なさい、明日もあるから」と促す最終盤のセリフに、家族愛とか人生的な希望とかが垣間見れてちょっと嬉しい。
  • 満足度★★★★

    優しさを学ぶ
    器用に振る舞えないいい年をした大人達、すべてが優しさが動機というのがこの作品のいいところです。

  • 満足度★★★★

    めだか
    歯車のようにガタガタと、気が付いたら自身でも止めることのできない早さで回転しており、かといって、逆回転もできず、唖然と、茫然と、焦り、もがく、日常。
    登場人物5人の人生感や生き様、各人が抱える暗い闇の部分などが謙虚にクローズアップされるにつれ、観劇者がそれぞれの立場になって俯瞰できる、不思議な体験だった。
    小学校の飼育委員でのめだかの観察、さらには、中学の天文倶楽部でみたハレー彗星を思い出し、懐かしくなった。
    記憶は薄れていっても、思い出はどこかで・・・きっと。

    ネタバレBOX

    朝子さんが、里奈さんに手を伸ばし、触れ、その手をさすり、なでるシーン。たった数秒間に、計り知れない深い愛が、伝わりました。
    わたしにとって、今年おそらく最後になるであろう作品に、心から感謝、お礼を申し上げます。
  • 満足度★★★★★

    優しくなれる
    家族の繋がりを正面から捉えた素晴らしい舞台でした。
    まず、脚本が良い!そして、5人の役者さんが皆良い!
    公演中なので、以下ネタバレで。

    ネタバレBOX

    火山近くの田舎に住む母を東京に連れて行き、一緒に住もうとする妹夫婦の
    思惑から物語が始まる。兄は同居しているが未婚で付き合っていた彼女に振られたらしい。そして、妹の同級生も同時期に田舎に帰っており、この4人の家族+同級生の友達の5人のみで進んでいく。
    まず、この登場人物達の会話が実に良い。リアルであり、それぞれの関係性や考え方も見事に表現されており、最初の15分間で、すぐに物語に惹きこまれました。
    そして次第に明らかになっていく問題点。特に母の認知症は妹夫婦に衝撃を与えますが、既に気づいていた兄の苦悩も垣間見れ、他人ごとでは無い展開に苦しくもなりました。
    それまで、少しお気楽な感じに見えていた兄の優しさ(多分、これが原因で彼女と別れたと想像できる。)や苦悩、そして普段は気丈な妹ですが、弱さを見せられない弱さがあります。妹の旦那さんも、亭主関白なところを見せつつ、義理の母や兄には気を使い、一見現実的で冷たいようにも映りますが、本当は優しい人なのだと思わせます。お茶を入れるシーンは実に微笑ましかったです。
    家族では無いのですが、妹の同級生も孤独感と罪悪感に悩んでおり、生きる意味を見失っております。ですが、最後に小さな希望を見出し、救われました。そして、母親は子供たちへの愛に溢れ、迷惑を掛けまいとする思いや、
    でも一緒にいたいとも思い葛藤する姿に胸打たれました。

    この素晴らしい脚本とそれぞれの役を見事に演じられた素晴らしい役者さん達に感謝しております。
    観劇出来て本当に良かったです。観劇後に少し優しくなれました(笑)

    ※脚本、演出をされた笹峯さんが前説をされておりましたが、実に御綺麗でした。役者さんとしても観てみたいと思いました。


  • 満足度★★★★★

    黄金週間
    出ました、昨日の今日で五つ☆二夜連続で献上。
    不覚にも落涙・・・・。最高だァ!!

    このチラシデザインで本筋とのギャップは、・・・これでいいんかな!?

  • 満足度★★★★★

    深すぎる
    初の笹峯さんのソロ作品。and Meとの違いは?とか考えていたが、良い意味で笹峯さんは笹峯さんだった!

    日常の一コマを描いた作品だがとても共感できた。奥が深く登場人物の過去や思いがにじみ出てきてその人たちのスピンオフ作品でも観たくなるくらい魅力的な描きかたと役者の力を感じた。
    場面転換も完全に暗転するわけではなく粛々と進行しながら、でも次のシーンへ移っていく。とても新鮮に感じた。
    それぞれの世代で感じ方がとても違う作品だと思う。自分自身ももっと若いころに観たらどう感じていたのか知りたくなるような良い作品だった。

  • 満足度★★★★★

    女は強いから、耐えられる!
    降雨の中、岡まゆみさん目当てで、下北のOFFOFFシアターにて初日を観劇。OFFOFFシアターは7月のサスペンデッズさんの公演以来です。フライヤーやタイトルから、もっと軽い家族モノのお話を想像していましたが、家族の繋がりと老いをテーマにした、中々骨太でシリアスな舞台でした。岡さんは、相変わらずおきれいで、チャーミングな声で、素敵な強いお母さんを演じて見えましたが、『女は強いから、耐えられる。』のセリフが、ラストの場面で、重く響いてきました。

  • 満足度★★★★★

    ほろり
    岡まゆみさん、ステキでした。お声が最高。
    そろそろ他人ごとではない内容に、いろいろ身につまされながら。
    祖父の事など、ちょっと思い出したりしました。
    良いお話でした。観に行って良かった。

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