満足度★★★★
その揺れでふれる手
少ないながらも響く言葉と、その間を埋める北本通りのノイズに引っ張られました。とてもよかったです。残念なのは、美術にはっきりと答えが用意されていたこと。個人的にはシンプルであれば(素舞台でもよいくらい)もっとぞくぞく来たかと思います。窓の向こうに見える北本通りの借景が見事だったので。
満足度★★★★
もう少しクリアに!
自我の目覚め、みたいなものを描いていたのでしょうか!?外界との隔たり、片親での生活苦と忙しさ、母親の昼と夜との仕事のギャップ、外界に繋がる男性の登場、それぞれのピースに意味はあるのだけれども、出来上がったものは、いまひとつくっきりと浮かび上がってこなかったように感じました。以前観た作品は、そのファジーさが良かったのですが、今回はもう少しアウトラインが見えたほうが良かったと思いました。会場をうまく使った演出は良かったです!
この手でふれた揺れ
空間がとてもくつろげるようにつくられかつ劇場の外に対して開かれていたことに好感がもてる。美術も可愛らしかった。ただ照明がやや明るすぎかつ単調すぎて演者の表情がみづらかったり情景の訴えかける力が弱くなっていたように思う。
満足度★★★★
母子家庭崩壊物語か、
少女成長譚か、ロリコン男の妄想話か。つうか、ロリコンで思い出したけど、この劇団、過去に観てるわ!徐々に壊れていく母が色っぽかったなぁ。
満足度★★★★★
無題1280(14-329)
19:30の回(曇)19:00受付、開場(靴は脱ぎます)。
入って右に客席、桟敷席1列+パイプ椅子席4列。舞台上手から、使い終わったダンボール、ダンボール製の(一人用)小屋、衣装の小山、テーブル、座蒲団、小さな鏡台、下手にはたくさんのカクテルと酒瓶...正面のガラス...カーテンがあるものの外がみえます、いろんな色に包まれた部屋、という印象。
「うみがめくれる(2014/8@プロト)」で久しぶりに嵯峨さんのお芝居を観て、本作も観に来ました。確認したら「平原演劇祭 2014 第三部(2014/10」にも出ていらしたのですね。私は、8月の@新しい村(東武等物公園)での公演は観たのですが、こちらは気がつきませんでした。
19:22前説(85分)、19:33回開演の挨拶~20:56終演。3人芝居、終演後、物販があったので台本を購入。
気になって帰宅後、検索してみると、中村さん「モンテ・クリスト伯(2012/3@APOC)」を観ていました。次の11月「りんごりらっぱんつ(@浮間)」...競泳水着版は観ています...は時間があえば。有吉さんは初めて。
母と娘、そして男。劇中、嵯峨さんはユニークな絵を書くんだと思いましたが、そもそも宣伝美術もしていらっしゃいました。
淡々とした進み具合ですが、お母さん役の中村さんが好演、下手でのアルバイトと上手でのアルバイトで疲れ切ってしまう役どころ。
桜美林の方でダンサーは何人か観たことがありますが、役者さんは嵯峨さんが初めて。お聞きすると中村さんつくにさんも同じだそうです.