フタゴの女 公演情報 フタゴの女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    こりゃ、いいもん見せてもらったわ
    ふくふくやは初見。北区時代より那須野さんのファンであることから今回の観劇を決めたが、小泉今日子さんが出演ということで、チケット争奪戦は厳しく、電話すること一時間、なんとかギリギリセーフで、一枚だけチケットを入手することができた。
    役者陣も良いが、話の展開もとても面白く、良いものを見せていただいた。DVDの
    撮影も25日に入っていたようなので、購入も考えてみるか。

  • 満足度★★★★★

    色んな涙が出ました
    嬉し涙。笑い涙。悲しい涙。幸せな涙。が出ました。観に行けて幸せでした。追加公演三回目ということでしたが、満席。拍手の大きさも凄いなと。飽きる場面も少しもなく、目と耳がもっとたくさん欲しいと感じました。

  • 満足度★★★★★

    複数観劇の価値ありです!
    チケットが、即日完売で、追加公演まででた、この舞台。
    キョン2出演と言うことで、期待と不安が入り混じった気持ちで観劇。
    いやいや、期待を裏切りません。
    山野海さんは、安定の演技。今回も魅せてくれました!
    そして、私、一押しの役者さんの「浜谷康幸さん」。
    ファンには必見!

    11月2日の千秋楽まで、当日券は、出るようです。
    是非、ご観劇を!

  • 満足度★★★★★

    文句なし超満員!
    やっぱりキョン2はかわいい!でも大人の女の匂いプンプン!
    見どころは、キョンキョンが本音をぶちまけるシーン!
    フタゴ役のキョン2と山野海さんの罵り合い!
    時々出てくる”女”は足のある幽霊?ただの信者?いい味だしてる。
    役者陣は皆良かった。渡辺 哲さんも渋さ溢れる。
    内容は濃く重いものだが笑いも混じえて飽きさせない!
    大満足でした。
    キョン2には、また小劇場に出演してもらいたい!

    ネタバレBOX

    高知県の漁師町、歳の離れた姉妹(姉美砂子、3女の浪江)は
    母の自殺が原因で生きる気力がなくなった父が興した宗教を受け継ぎ、自宅を教会として暮らしている。
    港町らしく、神は主ならぬ魚(ギョ)、祈りはアーメンでなくウーメン!
    美砂子は、全てを受け入れる広い心を持った教祖で幼馴染の信者に慕われていた。
    実は美砂子は双子で、14歳の時に親戚の養女になった次女(砂栄子)がいた。
    美砂子が美人で女性らしい体形、世話好きで物腰も柔らかいのに対して、砂栄子はブスでデブで大酒飲みで言葉も乱暴で粗野。似ても似つかぬ双子であった。
    その砂栄子が死んだ父の財産分与を目的に定職につかずチンピラもどきの内縁の夫吉野雅巳と30年ぶりに実家にやって来る。

    自宅が教会なだけにいろんな人々が集まる。
    美砂子の夫の生男は同級生の幼馴染で真面目で泣き虫、父親が絶対に浮気をしない男として美砂子と結婚させた。(浮気のあげく船まで売って貢いでしまった妻の自殺というトラウマが根底にある)
    フィリピン人ジェニファーはこの家に居候してボッタくりスナックのママをしている。稼いだ金は故郷の家族に仕送りしている。
    岡添益男は同級生の漁師で美砂子に思いを寄せていた。(美砂子も子供の頃から密かに思いを寄せていた。)
    尾崎和泉は妻と娘を亡くした後、2年前の旅行をきっかけに3女の浪江と知り合い、公務員定年退職を機に30才差の彼女と結婚しようとやってきた。
    しかし、彼にはそれ以外にも理由があった。それは家出した娘の心の支えとなった人を探し、感謝の気持ちを伝えることであった。

    吉野は見覚えのある人間に会う。居候の戸羽五郎だ。彼はヤクザに500万の借金をし東京から逃げてきた。
    しかし、半年でその借金の返済が終わることに疑いを持っている。
    さらに、同級生で妻に逃げられ4人の子供を育てる清水亨が出来の良い1番上の子供の大学入学費用を全額美砂子に肩代わりしてもらった
    ことに対しても、小さな新興宗教のお布施で大金が集められるのか疑問に思っていた。
    そして、夜な夜な美砂子が五郎と慈善事業と言って出かけることにも・・・。

    疑惑が膨らんだ吉野は五郎にヤクザは簡単に借金返済ができたことを不思議に思って、そのお金の出所を探しにくると脅しをかける。
    五郎は船を盗んで海へ逃げるが遭難。
    スナックママのジェニファーは、スナックは表向きで、裏では売春を斡旋していたと告白する。そしてその経営者が美砂子であることも・・・。
    五郎とジェニファーは美砂子に迷惑がかかることを心配して逃げることを決めたのだった。それは生きる苦しさが理解できる同じ事情を持つ者だからである。
    また、尾崎和泉が娘がそのスナックで働いていた事を告白。美砂子と出会いその言葉に生きる気力がでたのは、稼いだお金を全て困っている人の為に使う姿であったと話し、
    感謝の気持ちを伝える。
    さらに、皆の事実なのかという質問に美砂子は正直に答える。
    当時の双子の性格は今とは全く逆であり、
    腑抜けになった父と幼い妹と養女にいった妹の生活費や学費を夜の仕事をして稼ぎ出していたと答える。
    生活するためには仕方のないことだった。おかげで砂栄子は薬剤師になることができた。
    「何で早く打ち明けてくれないのか」ということのも、「聞かれないことには答えられない」と軽く交わす。
    母の自殺が自分たちが原因と思い14歳から一人で寝ることができなくなっていた砂栄子は、ようやく美砂子との話し合いでそのトラウマから解放される。
    そして、五郎が助かったのを知り、美砂子は自分の気持ちに正直に生きようと、夫を捨て岡添益男と駆け落ちをする。

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