『いのちの石』 公演情報 『いのちの石』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★

    生きた証として
    コミカルな登場人物がいて、なかなか笑える。
    ただ物語の本筋は、登場しない亡くなった化石好きの教授の考え。
    興味深く、観劇した。
    上演時間約120分。

    ネタバレBOX

    生物は死んで、そこに生きた証として、石(化石)となって残る。
    化石の好きだった教授は、自分もそうなりたいと願い、遺言としてその想いを残した。

    役者の皆さん、それぞれの持ち味を活かして好演していた。
    特に印象的だったのは、串田えみさんと島田晶子さん。
    2人とも登場しただけで、その場の雰囲気を変えた。
    個性的な役柄は多かったが、レベルの一段高いところで雰囲気を変えたように個人的には思えた。
    あとは斎藤雅樹さんはもしかして声優が本業なのかな。
    声がとにかく存在感を感じた。

    ちょっと疑問なのは、脚本家がいないユニットのようなので、脚本は好きなものを選択できたのに「なぜこの演目を選択したのか」ということ。

    ユニットの当公演の目的は役者の成長のため、なのかな?
    それなら合点がいくのだけど。
    というのは、この脚本自体は分かりやすいようにみえ、結構複雑で奥が深いようにも思えるので、万人向けには思えない。
    どの客層(性別、年齢等)に向けて、この公演を行ったのかが、個人的にはちょっと分からなかったので。。

    演出は個人的には好み。
    パンフレットにも記載のあるとおり、歌を取り入れ、あえて役者陣にチャレンジさせるというのは共感できたし、実際楽しめた。

  • 満足度★★★★

    無題1261(14-300)
    12:00の回(晴)。11:45受付、そのまま整列、11:27開場。こちらは初めて。ロビーにはたくさんの花、チェキ申込、DVD販売。開場時には30名ほどのお客さん、男性はほんの数名、「オリーブ」の回、舞台は化石を研究していた祖父の元研究室…今は図書館(だが蔵書は大学に寄贈予定)、ホワイトボード、書棚、浮き玉、(健康保険組合の表示)温度計、ガラス窓、下手はキッチン、上手は玄関。前説はアナウンス、110分、ビデオ撮影。12:04開演〜14:00終演。

    孫娘を中心に、幼馴染、祖父の教え子(その妹、したってくる女性)、隣の主婦、喫茶店マスター。もう一方にWキャスト名である「ハト」と「オリーブ」の物語を絡ませ、要所に歌(聴いていて心地よいコーラス)を織り込んだ佳作。

    2002.8.@早稲田大学学生会館アトリエで上演された作品のようです。コミカルな部分と登場はしないが祖父との繋がり、そこから生まれた特別な物語が「いのちの石」として結晶しているように思えました。

    ウィキペディアでみると、「 団塊(英: nodule)とは、堆積岩中に見られる、周囲と成分の異なる塊。ノジュールともいう。中心に化石が含まれることがある。」とありますが、ちょっとイメージしにくいのでした。座席にもよるのでしょうが少し寒かったです。

    ネタバレBOX

    気になった点

    埋めたものを覚えていないというのには無理があるのでは?ちょっと不自然さを感じ(忘れているという状況が必要だったのでしょうか?)

    記憶消失(するくらいの落雷でほとんど無事というのも)、この家だけ停電という設定(エピソード)は必要だったのか

    と思ってしまいました。
  • 満足度★★★★★

    感動あり!?・・・
    今回の舞台観賞!個人的に大好きな役者さんが出演しておりましたので観にいきました。f(^_^;
    笑いもあり良かったですね!

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