ヒューマンエラー 公演情報 ヒューマンエラー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    熊本弁じゃないのね
    田上パル公演の最後にスカ―ッと突き抜けるような爽快感が大好きな私ですが今回は青年団公演ということでやや作風が違っておりましたね。せりふも熊本弁じゃないんだ・・・と少しネガティブな方へ心が傾きました。といっても
    物語にぐいぐい引き込んでいく力はさすが・・・です!

  • 満足度★★★★★

    虚と実の妙
    演劇ならではの魅力がいっぱい詰まっていました。素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    床職人や壁紙職人等が作業をしている中で、購入者による内覧会が随時行なわれているような状態の新築マンションの302号室が舞台。リビングでウンコが発見され、脱糞者は誰だ、理由は何だという話。

    リビングのウンコは異様に大きくとぐろを巻いていたので、まさかそのようなデフォルメされた表現物と、ウンコとオシッコは同時に出るのか、制御できるのかという医学的、科学的真実が犯人探しに巧妙に絡みつくとは思ってもみませんでした。演劇の特徴が活かされていました。

    まるで二次元と三次元の世界が融合したような、頭でっかちのコミカルなアニメと実写版が融合したような、どこか落ち着かない居心地の悪さは初めての体験で実に素晴らしかったです。

    日常と非日常の描き方についてですが、例えば普段の研究室に狐の面が出てきたら確かに非日常ですが、んなわけあるかで終わってしまいます。本作品のデフォルメされたウンコは非日常ですが、泌尿器科的法則と同時に存在しているため、日常と非日常を同時に成立させたこの手法は、日常の中に非日常が入り込む旧来の手法を超越したのではないかとさえ思わせます。

    引越しを嫌がった購入者の子供ほまれの友人というか恋人のみわがバイク事故で亡くなった妄想の存在だったこと、そして、ほまれ自身も男の子ではなく女の子だったというサイコじみた展開になりましたが、これもまた演劇故に成立するといった感じでした。

    拍手を使ったリズミカルな3K職人たちによるパフォーマンスも素敵。ゼネコンの現場監督役とみわちゃん役の村井まどかさんは元気があって、キリッとして利発そうで、まるで赤江珠緒さんのような爽やか女子でした。
  • 満足度★★★★

    田上作品初観劇
    「建築現場で起こった、あるとんでもない事件を通して、社会の構造をシニカルに炙り出す。
    <働く人>は、魅力的で面白い。人が働く現場には、たくさんのドラマが介在する。
    そこに焦点を当てて、切実さを孕んで生きる人たちを、丁寧に描ききります。」

    この釣り書きを真に受けて観に行くと軽いヤケドを負うかもしれません(笑)。

    面白かった♪

    ネタバレBOX

    「ヒューマンエラー」とは人災を意味し、本作ではより具体的に、してはならない場所での意図的脱糞を指す。

    建設現場に堂々とひられたブツは誰のものかという犯人探しを軸として話は進むが、紋切型に陥りがちなこの手の話を妙に高テンションな独特の演技体や脱糞動機の意外性、脱糞者のイカれたキャラなどによってひとクセある劇に仕上げてみせた作り手の手腕には感服させられました。
  • 満足度★★★★

    体育会系演劇は健在
    田上パルの公演とは違った新しいタイプの体育会系演劇のようで、建築現場での体験をそのまま体育会系演劇にアレンジしたようなものでしたし、前半は笑い、後半は、シリアスになったけれど、田上パルはと違った体験をした、80分でした。

  • 満足度★★★★★

    建築現場の人たちを・・
    デフォルメし過ぎてるんじゃないかなーって感じはあったけど、
    凄く完成度が高い作品だと思った。

    時間も短くて描写もあちこちバッサリカットされていて
    観ていて気持ち良い。

    割と重い鴨ってハナシをサクッと書いている所もGOOD。

    ネタバレBOX

    良くみるとさりげなく母子家庭が二組出てくるようだ。
    施工主と施主。

    ・・いや、ひょっとしたら描写されていないだけで
    全員そうなのかもしれない。

    立場は全く違う二組だが、子どもの描写もだいぶ違う。
    施工主の息子は子どもっぽく、もう一人の施主の方は繊細。

    後に施主の息子は娘であることが分かる。

    どうもお金持ちで放っておかれた息子の方は我儘になり、
    逆に苦労して育った娘の方は父親不在の家庭の中で男のような外見をするようになったのかと推測してみた。

    もしくは、将来一緒に住もうって言って先にバイク事故で死んで風になったっていう女友達(幽霊として登場?そのへんも描写は定かじゃない)が好きで男の子の格好をしていたのかもしれない。
    思春期の女の子たちは、時に自分の好きな人間に合わせて自分自身を大胆にカスタマイズしてしまうことがある。
    少し痛々しくもあるが、そういった若さも自分は好ましいと思った♪

    これだけだとちょっとしんみりする話だが、物語の描写は全然しんみりしていない。
    むしろ明るくサクサク進む。

    何でかなって思うと、多分そんな文学的でない感じの現場の人たちが登場しているからかなって思う。
    実際には新橋で飲んでるオッチャンたちより、現場のひとたちの方がよほど文学的であったりすることは疑問の余地が無いのだが。

    ともかく、見かけ体育会系で内面は実は繊細であるような発言をするオッチャンたちが鋭い発言を繰り返すことで物語はテンポよく進む。

    下らない話かもしれないが、美しい筋だと思った(笑

    学校生活で演劇や読書に励んできた人たちには、
    是非、土方とかで人生の研鑽を積んでほしいなぁと思った。
    安全第一で。
  • 満足度★★★★★

    面白かったーーーw
    最初はんーーー、と言う感じでしたが途中からは爆笑でした。久しぶりにお芝居観たけどやっぱり楽しいね

    ネタバレBOX

    男女のうんこの仕方についての下りがツボでした。
    いやー男性は大と小を分けて出来ないなんて、ひとつ知識が増えましたw
  • 満足度★★★

    セパレート
    面白い。80分。

    ネタバレBOX

    長谷川(村井まどか)…ゼネコンの現場監督。まだペーペー。一人で吉野屋行った。
    玉城(佐藤誠)…床職人。暗いのが怖く、幽霊を信じる。
    楊(石松太一)…壁紙職人。中国人。怒りっぽい。
    二鍋(田山幹雄)…揚重工。いい体してる。
    三井(天明留理子)…不動産屋。うんこの犯人探しで職人を疑う。
    山口(川隅奈保子)…分譲マンション購入者。うんこと幽霊にショックを受ける。

    完成間近のマンション302号室にうんこがされていた。職人や不動産屋含め犯人探しに躍起になる。山口にうんこがバレた翌日、またうんこがされてしまうが、現場で見かけた山口の子がうんこしたと白状するが…・。

    山口の子(石松太一)と仲良かった女の子(村井まどか)がバイクで事故り他界。子がいつまでも女の子の死を引きずっているため住宅を購入した山口。それにうんこで対抗する子という話。ほんわかでコミカルな現場にスッと暗い光を照らすような構成がうまい。ラスト、またうんこがあったとショックを受ける三井と驚く一同。ちょっと幽霊な感じを匂わせ幕。

    独特の調子。半音ズラすような勘所で攻めてくるよう。二回目のうんこの際に二鍋が放った「夢か」が妙なリアリティがあってウケた。
  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    田上企画のヒューマンエラーを観劇。

    建設現場での起きた顛末を描いた作品。

    新築マンションの内覧会に来たお客さんが、部屋のど真ん中でうんこの固まりを発見してしまう。思わず卒倒してしまうお客さんだが、現場は大慌てで、犯人探しに躍起になってしまう。
    その犯人探しだが、うんこの中身を解析したり、うんこの形状を分析したりと色々可能性を探していくのだが、いっこうに犯人は見つからず、身内を犯人に仕立てようとするのだが、どうも無理があり、混乱していく。
    そしてある時、以外な出来事によって犯人は見つかるのだが、そこには悲しい過去が隠されていたのだが……。

    建設現場で起こった事実に基づいて脚色しているらしいのだが、工事現場のあり方、職人さんの人間性など、3Kと言われている工事現場こそが一番のネタの宝庫だ!といわんばかりに様々な出来事を巧みに利用しつつ、うんこと悲しい過去をつなぎ合わせるなんて何て上手いんだ。
    ブラボー!これぞ快作!と叫びたくなるような作品であった。

    今作は面白いのである。
  • 満足度★★★★★

    ストーリーが面白かった。
    建築現場が舞台の1時間半くらいのお話でしたが、ストーリー展開がとても面白かったです。舞台は久々に行きましたが、か・な・り、楽しめました。

    建築現場で起きたヒューマンエラー、ラストもとても良くて、、、ネタバレなので内容は言えませんが、友人にオススメしたくなる内容でした。

    あーおもしろかった。

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