満足度★★★★
一人芝居での表現ってどんなかなぁって思っていたら
人々の怒号とか台詞などを外部音声から流して、舞台上のおりょうが応答するといった手法を用いていました。 う~む工夫するものです。 自らの歌なども同手法で表現し、一人芝居では難しいだろうにと思っていた衣装替えなどもこなし、見事におりょうの半生を舞台上で表現されておりました。
話は年老いたおりょうが40年以上昔の坂本龍馬との出会いから別れ、自身の2度目の結婚などを振り返って、今わの際に会えた龍馬に語ってゆくといった話の展開でありました。 1時間40分を一人で乗り切った技量に敬服いたしました。(終演後に花束やらプレゼントが多数舞台上の品川女史に贈られる姿に納得でありました)