満足度★★★
出演者の持ち味が発揮されていた
ふだん作・演出をされている、主宰の小林さんが関わらない公演とのことでしたが、宇宙キャンパスさんは宇宙キャンパスさんなんだな、と思わせられる、立派な「劇団本公演」に見えました。
18名に及ぶ出演者は、「この役必要かな?」思う役もあることはあるものの、演者さんが皆個性を発揮されており、キャラもかぶらず、賑やかな舞台となっていました。
わたし的に惜しいなと思った点は、会話中心のお芝居なのに、その会話が今一つ面白味に欠けたかな、と。ストーリーを先に進めてほしいと思いながら見ていた時間もあり、脚本の細部が弱い気がしました。