満足度★★★★
喜劇
チェーホフが言ったこの言葉にとらわれすぎ演出だったように感じました。チェーホフの意図した意味は悲喜こもごもの人生が、ときに滑稽に感じられることからの喜劇という意味に思われ、淡々と描いた方が表面的ぢゃない喜劇さを感じられたのではないかと思いました!
満足度★★★★
元の戯曲の構造がクッキリと
カジュアルな古典と言おうか古典で遊ぶと言おうか、人物を戯画化することでとっつき易くしながらも…いや、そうすればこそ起承転結丸出しの四幕や貯まっていた水が渦を描いて排水口に消えて行くように落ちるべきところに落とす結末など元の戯曲の安定した構造がクッキリ見えてくる感じ?
「かもめ」の時もそうだったが、実時間(10分と20秒の休憩を含めて165分)の長さは感じなかった。
満足度★★★★
無題1257(14-296)
19:00の回(曇)。18:30受付、開場、庭に面したほうが舞台(子供部屋)、奥が客席(桟敷、椅子席)。既に役者さんが何名か...お菓子を食べたり、マンガ読んだり、雑談したり...積木、グラブ&ボール、ガラス戸の向こうには庭が見えます。上演中ペットボトル可、19:02開演~20:17、休憩、20:30~21:42(10秒休憩×2)。
まず、チェーホフは観ないのですが、横田さんが出ていらっしゃるので観に来ました。此処は2回目、民家でのチェーホフも2回目...2011/6@ゆうど..このときもシンクロ少女のお二人。
内容はウィキペディアくらいでしか知らないので、公演翌日、白水Uブックス(小田島雄志訳)を借り、読んでみようとするのですがちっとも面白くないのでまったくはかどりませんでした。没落のお話ならば他にもたくさんあるだろうし、何よりも、戯曲に描かれた人物たちがあまりに人間離れしているようにしか思えないので受けつけず。
ところが、不思議なことに、観劇中退屈することはありませんでした。日本の家、日本のスナック菓子、マンガ、おもちゃ...が違和感を減じたのではないかと思いました。
当パンの「人物相関図」がよくできていて参考になりました。
植田さん「怪獣使いの娘たち(2014/6@駅前」、室田さん「かっぽれ!~夏~(2013/9@あうるすぽっと)」、藤田さん「キメラガール(2012/11@BASE)」、家田さん「天晴(2012/8@プロット)」..なのでさいじょうさんがいらしてたんですね。
満足度★★★
桜の木を切る音が・・・・。
厳しい気候の凍てついた土地、桜の木、落ちぶれた地主がこの作品の雰囲気を醸し出していると考えているだが・・・。
喜劇ではあるもののこの作品は重い台詞が特徴なのに伝わりが薄く弱い。そして声が必要以上に大きいところも。
現代に置き換えたこの演出は正直馴染めなかったです。
上演時間165分(休憩10分〜15分含む)なので、さすがに尻が痛かっ。、
それなりの椅子を用意してほしかった。