満足度★★★★
オレンヂスタ「白黒つかない」観ました
【※時間がなくて二ヶ月書けず、とりあえず当時のツイートをコピペ。時間できたら書き直します】
七ツ寺なう。ツイッターでの大評判や、ゆださんよこやまさんひらまつさんらの飲み会に身悶えしつつ、千秋楽に来ました。当日パンフも誠実かつ意気込みが。オレンヂスタ「白黒つかない」15:00開演。
開演前の期待で、手のひらがむず痒くなってきた。こんな感じは久しぶり。オレンヂスタ「白黒つかない」
オレンヂスタ「白黒つかない」終演。話自体はシンプルでコンパクト、演出を活かすにはこれくらいがいいか。社会性・関係性からの言葉と、個人の身体のつながりを、直接的でなく、向きや位置を含めた「うまれる」動作で可視化。世界の見え方は、本人や周囲の価値観で変わる悲(喜)劇。
オレンヂスタ「白黒つかない」、お気に入りは、イッチャってるイッケンさんと、汚れなきしょうちゃん(一号・二号)。
満足度★★★★★
舞台演劇の醍醐味を味わいました。
脚本より演出優位の作品かな~と思いました。傍目には分かり難いPC上での作業や打ち合わせで交わされるディスカッションをダンス的なパフォーマンスで表現しているのは斬新に感じましたし、とっちらかした紙や本来まったく関係ない所作でシチュエーションの本質を表現するあたり、これこそ舞台演劇だよな~と感心。不思議にイメージがちゃんと伝わりますね~。
なお、メンヘラ系の仕事ネタは益々切実な問題である昨今、本作を見ていてもシャレにならんところがありますが、本人よりも周りの人にスポットを当てた内容で、より身近に感じられました。
満足度★★★★
白黒つかない
言葉や音の激しさではなく、身体の動きで物語を作っていて面白かったです。ピカソ的な芝居だなと個人的に。身体が生み出すリズムは、言葉や音のリズムよりもゆったりします。流されることなく、じっくりと見れたと思います。その結果、言葉がしみじみと入ってきました。
キノコスターさんがやろうとしていることはこういうことなのかな、と感じる台詞がありました。今回はまだその途上であったかと思います。ですがきっとすぐに実を結ぶはずです。大阪あたり、見ごろでしょうか。