セカイを崩したいなら 公演情報 セカイを崩したいなら」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★

    DVDでみた
    第六・七回公演は「泣いた雫を活かせ(通称青ねじ)」と「セカイを崩したいなら(通称赤ねじ)」のダブル公演でした。
    タイトルは互いに回文となっており、登場人物も時空を超えて?行き来していますが話自身は関連が無く、自己完結しています。

    初出演のキャストも多く、出演者も大所帯で、これまでの経験値を結集、彦摩呂さんなら「お口の中がねじリズムの青と赤の宝石箱や~」といいそうなものでした。

    で、感想は、

    あらすじは、左遷され小さな島にやってきた中学教師田仲が、拾った犬につっこまれながら、島の子供たちと青春し、卒業を迎える。バックには、わけありな大人たちがひしめきあい、子供達が卒業した四年後に秘密が大爆発し、大人?人間?の残酷さをつきつけられるせつないお話です。

    前半は濃いキャラがどんどん登場する島の学園もの?です。ツインピークスのように、謎が謎を呼び、混乱して浮遊感半端ないです。わけわからなさで気持ちさえ離れそうになったところで、ゲストの一発芸?が展開され、さらに混乱したかとおもったら、一気に謎が溶けはじめ、気の重いラストシーンへ突入。謎の物体?が、某有名映画ばりに、ぽつねんと現れて終わります。

    私的には、大好きな映画の味付けがあって好きでした。

    『青ねじ』を先に見ていない場合、濃い謎のキャラが色々でてきてまとまらず、ふわふわ感が強いので、前半は集中してみるのが難しかったです。

    その分、終盤、全部の謎がつながっていったときは楽しいので(特にヒッペストひろしはやってくれました)、好みによって、青ねじ好きと赤ねじ好きに分かれるかなあと思いました。

  • 満足度★★★★★

    記念公演『ね』スティバル
    累計10作目となる公演。第7回公演『泣いた雫を活かせ』と同時上演!
    ねじリズムテイストが存分に発揮されております。
    過去公演の演出も出てきたり(左遷の田仲からして)、いろんな試みがギュッと詰まっております。
    客演の皆様も個性豊かなキャラを存分に発揮されていらっしゃいますし、振付も絶品です‼︎
    そして、日替りゲスト様の存在が更にこの作品を濃厚なものにしています。何が起こるかわからないワクワクさを体感していただきたいです。
    作品は笑い要素も存分にありますが、味わい深くグッとくるシーンもあります。
    単体でも楽しめる作品ですが、同時上演『泣いた雫を活かせ』とリンクしていますので、できましたら両方見られる事をお勧めします。
    (どちらを先に観てもOK!)

  • 満足度★★★★★

    熱血教師が島流しに
    田仲という教師が、生徒がたった四人しかいない小さな島の学校へ左遷され、そこで起こるいろんな出来事のお話。
    いきなり赴任してきた教師は、島で見つけた捨て犬のタロを相棒にして、島の学校でも熱血教師として、生徒たちに愛情を注ぎます。
    でも、その島ではある不穏な出来事が水面下で着々と進行していました。
    島と島民の未来は?熱血教師は生徒たちに何を伝えるのか?
    捨て犬のタロと心を通わせることができるのか?
    冒頭シーンが結末という構成ですが、その意味は最後まで観るとわかります。(一部謎が残りますが、それはもう片方の『泣いた雫を活かせ』を観てわかるようになっているという仕掛け)
    観終ってみると、個性的な役者さんたちが演じる役が、どれもとても愛おしくなります。
    通算10回目の記念公演とあって、今までの公演の思い出のシーンがあちこちに織り込まれていて、それを見つけるのもファンにはうれしいサービスで、記念公演を存分に満喫しました。

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