満足度★★★★
無題1195(14-243)
18:00の回(晴)。17:30受付、開場。事前に靴を脱ぐようにという案内があったように全面、ダンス用の床になっています。
立教の学生さんのダンスを観るのも、この会場でダンスを観るのも初めて。ロの字に囲った客席、壁と客席との間に一人通ることができるようになっていて、入口側に「赤い椅子」(本のようなものが乗っています)、入り口からみて、奥、左右の隅に「白い椅子」、3辺の壁に留め具、私の後ろの「通路」に「偶然」という白い文字...ということは残りは「視点」「角度」だったのか。
「映像身体学科」とはどのようなものか大学のサイトをみたところ、なかなか捉えにくいもので、「身体」、「映像」を思考・表現・社会といった幅広い切り口で学ぶ。生態心理学や認知科学の視点からもアプローチ。「教員紹介」欄には香山さんのお名前。
17:55前説(アナウンス、45分)、18:05開演~18:51終演。
役者(今=中学生)+3人のダンサー(過去から現在までの軌跡...であってますか?)。セーラー服の女の子は赤いスカーフ、赤い椅子...これがラストにつながっているのですが、それまでの世界は、白(実体)か黒(影)。
以下、勝手な想像で...。
赤ん坊~幼稚園~小学生に至る成長の過程と(たぶん)自身が大人に近づくにつれての不安が提示されていたのか。
舞台中央に女生徒、客席後ろ(通路)に黒い衣装の3人...同じ動作をするシーン、できればここでは「鏡像」として表現する(女生徒と同じ右手ではなく、3つの像は左手を、など)とより深い心理的な関係を暗示することができたのでは。
ダンサーの3人は基礎ができているように見えたので、終演後、お訊きするとやはりダンサーとのこと。但し、3人一緒だとかなり狭く、振り、動きが制約されるのがちょっと残念。もっと大きくダイナミックな演技も組み入れられたのでは。
以前、セッションハウスで「芝居」+「ダンス」公演を観たことがあります。中途半端でよくわからなかったのですが、本作では、もう少し「語り役」の女子校生に心情を述べさせ、3人のパフォーマンスのガイド役として生かしてもよかったのでは?
衣装の切替、特にラスト「きちゃった」ときの「赤」は新鮮でした。
満足度★★★★
空間を感じる
コンテンポラリーダンスは初めて拝見するダンスでした。
初耳の方に簡単に説明すると定義や型にはまらないダンスとでもいいましょうか…色々なことに挑戦するダンスですかね。
ですので、私が感じたことは「斬新」だと言うことです。
何か新しいものに触れたい方は見に行ってみてください。
今後の彼女達に期待したいとおもいます。
※荷物を置く場所があまりありませんので注意して下さい。